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ぷろおごマガジン

3分で読める文章を、ほぼ毎日のように書きます。おれにケーキとコーヒーでも奢って話を聞いたと思って。まぁ、1日30円以下だけど...。
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2023年5月の記事一覧

5/31 「月末なので。マガジン購読者にサービスです。」

太客から要望があって、なんと10万円で「わたしの個人情報」を晒したのだけど、そこに掲載した一部の文章をこちらにも掲載します。実質、購読者のみです。 10万円出さなきゃ読めない文章が読めるなんて、なんてお得なマガジンなんだ!?どうせお高いんでしょう?えっ!?月698円!?ほんとに!?!?

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5/28 「ほんとうの自分は、他者を演じることであらわれる。」

『ほんとうの自分』というテーマが語られるようになったのは、一体いつからなのか知れない。この巨大なテーマは多くのひとの、とくに10代のひとびとの時間を大きく消費してきた。巨大なのに、さわれない。掴めない。まるで雨雲のように、そこに確実にあるようでいて、確実に、ないのだ。 ほんとうの自分は、他者を演じることであらわれる。

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5/26 「おおきな感情を曝けだすこと。その問題について。」

反感情の時代になっているのかもしれない。できるだけ冷静に、というよりは、空虚な精神を保つことを良しとする。そして、実際そうあることができているひとは、ひとびとからより高い評価をうける。さらに感情をとじこめる。埋めてしまう。どこに埋めたのか忘れてしまう。そして、ひとびとはリスになる。

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自分の価値観で生きる人間の結末は?◆ニーチェ【大預言アーカイヴス】

鼎談:「ぷろおご×伊予柑の大預言」をアーカイブします 大預言を読む スペシャルゲストに素数量子さんをお招きしております。この記事は鼎談を加筆編集したものです。 ◼️今回の課題図書 社会に迎合しないアスペが自分の価値観で生きると、熱狂的なファンがうまれる 伊予柑:今回はニーチェです。ニーチェといえば「神は死んだ」という言葉が有名で、キリスト教の価値観を終わらせた人かもというのもあり、ASD;アスペルガー傾向のある人にとっては希望の星です ぷろおご:昔のドアスペが苦しみ

5/25 「前向きに生きない。ものごとの捉え方について。」

なにも、前向きになんて、なる必要はない。

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5/24 「孤独にまつわる考察。」

ここまで孤独になれる時代は人類史上なかった。わたしは、これまで数万人との対話を重ねたなかで、またひとつの結論に至った。今夜に孤独にまつわる考察を添えて。 「わたし、もう限界なの。別れるしかないわよ。」「そうか。それなら、しかたない。」「しかたない?ふざけないでよ。引き留めるのが筋ってものじゃないわけ?」「でも、きみとぼくは、もう別れてしまったからね。いちど動きはじめたものは、ここでは止まらない。」「ねえ、ちょっと待ってよ。そんなのったら、ないわよ。」

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5/22 「可能性という毒について。」

『ひとには無限の可能性がある。』 これはまさに多くの人が、あらゆるパッケージに包まれながら、いやとなるほど散々に受け取ってきたメッセージの中身だ。 可能性がある、だからがんばろう。あるいは、可能性がある、だから夢をみよう。なんでもいい。可能性は常に「優秀な前置き」として、我々のテーブルの上に薄く敷かれてきた。「当たり前にそこにあったもの」なのだ。 でも、わたしは「可能性って残酷だな」と思うようになった。可能性を信仰するあまりに、可能性に蝕んでいくひとたちが後を絶たない。

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「ひとりで居られるのは、『ふたりでも居られるひと』だけ。」

自分と向き合う、だとか、ほんとうの自分を探す、だとか。多くのひとは勇ましく、そして軽々しく、そういった言葉を口にしている。 しかし、それはひとりの人間には、ほとんど無理だ。ふたりになることができない人間には、ひとりになることはできない。自分と向き合うことができるのは、他人と向き合うことができるひとだけだ。

5/19 「将来設計について。」

これまで5000人に奢られて生活し、さらにその経歴を活かして、その他様々なひとたちとの多大な交流した経験を通して、ひとつの結論にたどりついた。将来設計について。

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わかりやすさを追い求める人が陥る罠について。いつも合理的なその人は満たされているのか◆居るのはつらいよ(2)【大預言アーカイヴス】

鼎談:「ぷろおご×伊予柑の大預言」をアーカイブします.. 大預言を読む 今回はスペシャルゲストに素数量子さんをお招きしております。こちらは鼎談を加筆編集したものです。 ◼️今回の課題図書 前回までの大預言 傷つけないことってむずかしい。生きていれば当然のように、傷ついてしまうし、傷つけてしまう。わたしがわたしであるために、わたしは傷つけられて、もうわたしであることをやめたいと思ってしまったりもする。不意にその人の口からこぼれる、「消えたい」ってそういうシグナルじゃん?

5/17 「友達のつくりかた。」

そもそも論なのだが、「友達は量より質だ」とする主張には無理がある。あらゆる質というものは、「膨大な量」という大地のうえに、はじめて立ち上る巨大で脆弱な一筋のタワーなのだ。 ある質を生み出すには、その質からは到底かんがえられないような量を必要とするし、その質を保つにもまた、おなじくらいの量を必要とする。 つまり、そこには必ず新陳代謝が存在しなくてはならないわけだから、「維持する」には、常にどこかで死んでいく細胞とおなじだけの細胞が生み出され続けなくてはならない。質だけをとる

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5/14 「ただ『多くの大人』と関わってきた恩恵について。」

なんでもかんでも、やたらに「質がたいせつだ」と言いたがるひとは多いのだが、そういうひとほど全体的に質が低くて、質を判断できるほどの質がない、という(服を買いにいく服がない、といった種類の)問題がある。 さて、わたしが質を判断できる質があるのかについての判断は、ウォッチャーのひとびとに任せるとして(仮説がどこまでも宙に浮いてしまう)。きょうは「人間関係の、純粋な量の恩恵」ついて語ってみることにする。わたし自身も、これまで多くの人間に関わってきた。 いまでこそ、質的にもかなり

「傷つくのにも、ちょっと疲れました。」あなたをやめたいあなたに、贈ります◆『居るのはつらいよ』(1)ケアとセラピー【大預言アーカイヴス】

鼎談:「ぷろおご×伊予柑の大預言」をアーカイブします.. 大預言を読む こちらは鼎談を加筆編集したものです。 ◼️今回の課題図書 生きるのにままならない者の周囲を見ていると、ケアが見えてくるだろう 伊予柑:今回のテーマは『居るのはつらいよ』 心理士の人が沖縄のデイケアセンターに行って、ひたすらぼんやりする話です。小説兼学術書っていう不思議なパッケージの本ですね ぷろおご:おれも読みましたよ 伊予柑:どうでした? ぷろおご:テーマがよかったですね 伊予柑:ケアに

5/12 「いまの生活を好転させるために、どんな時間を増やせばいいのか?」

タイムマネジメント、みたいな話になるのだろうか。あんまりピンとこないが、ひとりで住宅街を散歩しながら、なんとなく感じたことをまとめてみる。 あるいは幸福論なのかもしれない。

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