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『自学ノート』にみる教育の選択肢。生きることの選択肢。

先日、NHKスペシャルの『僕の自学ノート』を見ました。

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登場する梅田明日佳くんは、自学ノートというもの通して世界を学んでいきます。ここで僕がチャチャっと要約することは、適切ではないので、記事をお読みください。

お願いします。一度お読みください。

彼の行動力

僕は、彼の行動力に驚きました。

自学ノートを通して各地の博物館などに赴き、人脈を作っているのです。

毎日欠かさず新聞を読み、ノートにまとめる、

このことを続けるだけでも凄いですが、さらにそれを題材に色んなところにパイプを作っているということがすごい。

周りの大人の優しさ

彼が自学ノートを持っていった先の、学芸員の方など大人の方たちが寛容だということ。

すごくいい環境だな。と思いました。

彼のペースというものがある。それを否定していない。

ここで重要なのは、彼のペースに合わせることではありません。

彼のペース、それがあることをしっかり理解している。ということです。

学校の教え

明日佳くんに、学校の先生はこう言います。

『社会では、周りに合わせてこなすことが求められる。』と。

確かに、そういう一面もあるでしょう。社会には。

グループワークというものには、協調性が重要なものかもしれません。

でも、世の中には色んな人がいて、色んなことが起こっているのです。多様性も同時に認めなければなりません。

彼は、自身のことを『どうにかこうにか中学生』だったと語ります。

彼は学校というシステムでは十二分に人生を輝かせられなかったのかもしれない。それは彼の感覚によりますが。

子供の学び=学校という呪縛

彼は、学びが学校だけではないことを体現してくれています。

でも現状は違います。学校の外の世界での人脈や学びを得られる機会が少な過ぎる。

朝から晩まで学校に拘束されている。

それでは十分な『自学』はできない。かなりまずい状況なのではないかと思います。

学校の学びだけが『学び』じゃない。
学校の人間関係だけが『世界』じゃない。

このことを教えてくれない。

学校の勉強でよくできないかったら、『自分は頭が悪い』と必要のない劣等感を抱かせる。
学校の人間関係でうまくいかなかったらもう終わり。

そんなことはないのに。

学校は選択肢の一つです。

もし今身の回りに、学校のことで悩んでる人がいるなら、伝えてあげて下さい。

今度は、僕や読んでくれているあなたが、学芸員さんの役割を果たしましょう。

子供たちの健全な自尊心をそだて、自分で好奇心を持って学ぶ。

これを実現させるべく、僕たちの意識から変えていきましょう。

教育の現状が変わるのは長い年月がかかるでしょう。

でもみんながすこしずつ意識を変えるだけでも大きな改革を後押しします。

2020年は、伸び伸びとして活力みなぎる学びを、一人でも多くなるように願っています。


他にも教育制度についていろいろ文章書いています。

是非お読み下さい。

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