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パタゴニア旅行記その⑥トーレスデルパイネ国立公園THE W 2日目

こんばんは、タイチです。

ロサンゼルスの乗り継ぎ時間で記事を書いています。不定期な更新になってしまい申し訳ありません。

THE W 1日目の終わりにロッジで話したアメリカ人夫婦と朝焼けのトーレスデルパイネを見ることに。せっかく来たんだから、と勿体無い精神発動で心に決めました。

朝4時半、思ったよりぐっすり眠れ気持ちよく朝を迎えました。4月のパタゴニアは日の出が遅く8時半くらい、満天の星空の中ロッジを出発。アタックザックに必要なものだけ詰めたので軽く、すいすい登っていきます。とはいえ片道5km、真っ暗の中2時間先導して歩くのに細心の注意を払いました。

順調に進んで夜明け1時間前に到着。風が強く凍える中日が昇るのを待ちます。昨年結婚したばかりの新婚ご夫婦、奥さまがいつもニコニコして厳しい環境をも楽しく過ごせました。

待ちに待った夜明け。トーレスデルパイネの先端には少し雲がかかってしまいましたが、だんだんとオレンジ色に染まっていきます。その間、おおよそ5分。この瞬間のために、往復4時間かけて昨日登った道を辿りました。最高に贅沢な時間、あちこちであがる感嘆の声。何枚もシャッターを切って、名残惜しい景色を後にロッジへ下山。アメリカ人夫婦と記念写真を撮った後、テントを畳んで背負い、目的地であるフランシスキャンプ場を目指します。

想定20kgの大きなザックを背負って歩く一番長い1日。雲一つない晴天、溶け出した氷河が青く溜まる湖を見ながら気持ちいいトレッキングコースを進みます。

地図上では平坦な道が続いていると思いきや細かいアップダウンが多く、4時半起きということもあり体力をすり減らしていきました。途中、道なのか川なのか、という箇所や大きな水溜り。完全に足首まで泥水にハマってしまいます。休憩中に乾かしてもまたハマり、終盤は濡れっぱなしで歩いていました。

クラノスという閉鎖中のキャンプ場を過ぎて、残り2.5kmという表示。あれ、地図では3.6km。どちらが正しいのか。ここへ来て1kmの差が大きく感じます。肩も腰も痛く、15分ずつ休憩しながら、結局3km以上歩きました。

なんとか18時前にキャンプ場へ到着。幸い天気が良かったので、明るいうちにテントを設営してシャワーを浴びました。国立公園内のキャンプ場は暖かいシャワーを浴びることができます。お世辞にも綺麗とは言えませんが、お湯がでるだけとてもありがたいです。

暗くなった中、灯を灯しながら晩ごはん作り。初日一緒に歩いたモルガンとサム、トーマスと席を囲みました。あんなに疲れていたのに、みんなでご飯を食べると楽しくて元気復活。宴会が続きそうだったので21時前に抜け、眠りにつきました。


Second day 27km
Chileno-Mirador Las Torres-Chileno-Cronos-Frances

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