見出し画像

どのような人生を描きたいか

自分の天寿を全うした時、あなたはどんな気持ちになりたいでしょうか。これもあれもやっておけばよかった、と後悔するのか、やりたいことはやったし楽しい人生だったと幸福に包まれるのか、どちらだと安らかになれるでしょうか。終わりを思い描くとき、自分の人生の終わりにどうなっていたいのかを考えます。まずは自分が充実した生き方をすることが大切です。今のままで本当に後悔しないのかを考えるときは、ゴールのイメージがあるからこそ、そこに近づこうと行動をします。もし自分のゴールがなく、現状に不満があると、原因を他人や環境の中に見つけようとします。今の環境でも自分が変わることで、変えられることが必ずあります。

私自身は環境を変えて、現状を変えようとしていたことがあります。例えば、20代で数回転職をして、自分に合う環境を探していたように思います。今思えば、どの職場も、どの仕事も自分が行動しなければ、結果は同じだったと気づくことができます。誰かが自分にやりがいを与えてくれるわけではありません。自分の人生の目標を教えてくれる人は自分以外にはいません。だからこそ、自分自身が行動して成長し、自分が描くことができる終わりを育てていくことです。10代のときに描くものと、40代で描くものは多少違います。経験していく中で、終わりも成長していきます。もし自分が映画監督で、自分という映画を作っていくなら、どのようなエンディングにしたいでしょうか。

今目の前にあるものは、人によって見方が違います。それは、自分が持ってるゴールによっても変わってきます。信念といったほうがいいかもしれません。入社した会社で1年目でMVPを取りたいと思っている人と、そこそこ仕事ができてそこそこ楽しい毎日が過ごせたら良いと思っている人では、同じ仕事でも取り組み方が変わってきます。Amazonのレビューを見ていても、自分にとってはすごく感銘を受けた本なのに、★1つというものがあったりします。人それぞれに物の見方があることがわかります。他人のものさしで判断するのではなく、自分のものさしを持つことです。

チャレンジをしなかったことで、後悔したくはありません。やって後悔するか、やらずに後悔するかなら、私は「やって後悔する」を選びたいです。それでも踏みとどまるものがたくさんあります。迷うことも大切なプロセスですし、迷うからこそ、大切な経験にもなっていきます。いつもアクセル全開で失敗なんて恐れないという人は決して多くはないと思います。誰でもチャレンジをすることは怖いし、不安だし、失敗したらどうしようと思います。その一歩を踏み出せるかどうかで、自分の人生が変わります。自分の人生を作るのは自分自身です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?