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相手に理解をしてもらう

自分が伝えたいことと相手が知りたいことに、ギャップが発生することがあります。例えば天気の話題でも、相手はこれからの天気が知りたいのに、自分が天気の歴史を語っても興味関心がちぐはぐになります。ネットでニュースの見出しを見て興味を持ったのに、記事が思ったものと違ったときがっかりするのは、自分の興味との違いがあったからです。

伝えたいことがあれば、相手の頭の中を想像します。相手が知りたいことに関連付けて伝えることも方法のひとつです。私は、新人の方などに難しそうなテーマを伝えるときには、その方がやっていたスポーツで例えるなどの工夫をします。例え方を外すと全くわからないことになってしまいますが、少しでもイメージしやすいように言葉を変えることを心かけています。

相手が理解できなければ、どれだけ情熱的に語っても伝わりません。選挙の街頭演説で1時間声を張り上げても、有権者が知りたいことでなければ聞く耳を持ってもらえないのです。自分が伝えたいように伝えるのではなく、相手が知りたいことに焦点をあてます。

手紙を書くとき、相手を気づかったり、今どんな思いで過ごしてるのかを想像すると、必然的に文章の内容も相手に伝わる内容になります。伝えるということは簡単なようで簡単なことではありません。だからこそ相手のことを考えたことは必ず伝わります。

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