顔採用ってあるんですか
外見による採用というのは、存在しないと考えています。外見が必要な要素であれば別ですが、一般的な職業において採用基準にはなりえません。
見た目で採用するなら適性検査も面接もしないで、写真審査したらいいのです。しかし、そんなことはどこでも行われていません。あれだけ就活用の履歴書写真に気合を入れたとしても、それで合否は決まりません。
もちろん努力することは大切です。第一印象というのは、相手の記憶に残りますし、コミュニケーションのスタートでもあります。あの会社ってみんな〇〇だよね、と噂されることもあります。あたかも顔採用してるような口コミが立つこともあります。ただ、それは仕事をするなかで努力によって磨かれていった結果なのだと思います。
自分がディーラーで車を買うとします。対応してくれた方が清潔感があり、笑顔が素敵で、丁寧な言葉使いをしていたら、まずは安心感を得るはずです。その逆だったら、ちょっと大丈夫かなと思ってしまいます。これらの要素は誰でも努力して、自らを磨けば身につくものです。もちろん、第一印象がいいけど、提案してもらう内容が的を得ていなかったり、売り手優先だったりすると成約にはつながりにくくなりますから、実力をつけることも怠ってはいけません。
誰でもその人にとっての最高の表情があります。眉間に皺を寄せてたり、ぶっきらぼうな表情ではないことは明らかです。自分が相手にどのように見えているかを理解し、自分らしさを表現する努力はできます。そして、内面は表情に現れます。垢抜けるという表現もありますが、自分を知ったから垢抜けるための行動をしたとも言えます。あなたはあなたであればいいのです。
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