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今日は何に気づきましたか

気づくことができる人は仕事もできる。一緒に仕事をしたり活動をする人が、何事にも無頓着でいつも指示をしないと動けない人と、常に気がついて提案してくれたり、自ら行動をしてくれる人なら、どちらの人となら高い目標を一緒に目指せるイメージがしますか。気づくことができると、より良くしてためのヒントを見つけることができます。それは物事や他人に対しての気づきも重要ですが、自分に対しても気づくことがより大切です。

気づきは経験によって養われることも多くあります。小学生と大学生では、同じ算数の問題でも目の付け所が変わってきます。経験の量が視野を広げたり、視座を高めることで気づく力を高めています。ただし、経験の量も「繰り返し」ということが非常に重要です。よくわかるのは、本を繰り返し読んだ時です。大人になってから子供の時に読んだ絵本を読んでみてください。何度も読んだはずの絵本からハッとさせられるような気づきを得ることがあります。こんなことを作者は伝えようとしていたのかと気づいた時に、自分の経験と絵本がつながって感じることができます。

ちょっとした変化に気づくようになると、その後に起きる大きな変化にも気づくようになります。最近は至る所で「マリトッツォ」を見かけます。スイーツのお店はもちろん、コンビニの棚にも盛大に陳列がされています。これだけ流行る前には、必ず変化の兆しがあったはずです。自分がコンビニのスイーツ担当だったとします。世の中のトレンドにも敏感になっている必要があるなかで、流行りの兆しに気づけなければ、ライバルに先越されてしまいます。いきなりブームが起きることはありませんから、どこかで小さな変化が起きていたはずです。もしくは、変化に対して仕掛けていくこともできます。この小さな変化に誰よりも早く気づくことができれば、チャンスを掴むことができるのです。

環境や他人への変化ももちろん大切なことですが、自分への気づきはもっと大切です。今自分が何を感じているのだろうか、自分の行動から学ぶことはなんだろうか、と自分の内側への気づきが自分を成長させます。同じ本を読んでも読むタイミングによって気づくことが違うのも、自分への気づきです。前は、すぐカッとなってしまったのに、今は受け入れることができるようになっている、ということを知るのも気づきです。目で見てわかる気づきができるようになってこれば、自分のことも見ることができます。逆に言えば、目で見ても気づきがない状態では、自分の変化にも気づけません。自分から学ぶことが自分をより強くします。ちょっとしたことへの気づきを軽く見ないで、ほんの些細なことにも気づけるようになりたいです。

人の良い変化に気づいてほめると喜ばれます。人の改善が必要な変化に気づいて、一緒に取り組めば信頼関係につながります。自分の変化に気づいて、その気づきを行動に活かすと結果が変わってきます。毎日が全く同じという日はありません。必ず変化があります。その変化からあなたは何を気づくでしょうか。

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