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1日30分で人生を豊かにする

毎日忙しく感じているとしたら、本当に大切なことに時間を支えているでしょうか。24時間、1,440分という1日の長さは誰にとっても同じです。生まれたばかりの赤ちゃんも、大学3年生も、億万長者も1日の長さは同じなのです。時間をどう使うかは自分で選ぶことができます。

時間を考えるときに、「時間管理のマトリクス」がとてもわかりやすいものです。横軸を緊急、縦軸を重要で4つの領域に分けるものです。7つの習慣をはじめ、時間のマトリクスについての解説はたくさんありますので、ぜひ検索をしていただき、ここでは重要かつ緊急ではないこと(第2領域)について考えてみたいと思います。自分を成長させるために、この領域にどれだけ時間を作ることができるかがポイントになります。緊急なことは常に解決するために追われています。あまり自分で選択することができないものもたくさんあります。しかし、それらが重要なことであれば優先順位は高くなりすぐに解決しなければいけません。日々忙しいのは重要かつ緊急なことがどんどん出てくるからです。今月は本を5冊読もうと思っていたのに、気づいたら忙しくて1冊しか読めなかったということが起きます。これではなかなか自分のアップデートができません。じゃあどうしたらいいのか。

まずは、意図的に時間を確保するということです。自分へのアポイントをとっておくことです。時間を確保しておけばなんとか時間をやりくりをするように行動します。筋トレを毎日30分やろうと決めて、時間があればやろうと思っていても流れてしまいます。毎日何時にやると決めておけばその時間を確保しようとスケジュールを組みます。次に、大切なことは、緊急なことが起きないようにするための準備をしておくことです。翌日の予定を前日までに確認して、準備を怠らない。週単位で予定を確認し、抜け漏れがないか、進捗の遅れがあればいつまでにカバーするかといった計画を立てることです。緊急なことが起きる多くの場合は準備によって回避できます。

本を読んだり、アウトプットをしたり、1年後・3年後の自分を想像したりする時間は意図しないと後回しになってしまうことがあります。すきま時間でできることもありますが、頭を動かして考えるということはある程度の時間をかたまりで確保することが必要です。なんとなくで日々の時間が流れていくと考えるということを、あまりできていないのではないかと感じることもあります。1日30分でも第2領域のために使える時間をとっておくと、仕事や生活での質が向上していきます。効果性の高い生き方をするためにも、時間の使い方を意図的に選択することが大切です。


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