🔴いつも大安吉日25　〜すすむこと〜

すすむこと

「よかったよ」って言ってもらえた

だれかを喜ばせることができたとき
だれかに褒めてもらえたとき
だれかになにかが届けられたかなってとき

やっぱりそれは素直にうれしい

でもそれよりもっともっと

「よかったよ」って言ってあげられたとき

自分を喜ばせてあげられたとき
自分を褒めてあげられたとき

これはかなりうれしい

心が満ちる

目指す世界はまだまだ先だし
ゴールがあるようなもんじゃないかもしれない

でも間違いなく進んだ

たったはじめの一歩だけど
間違いなく一歩進んだ

失敗を失敗にしない

ぼくの故郷ぐんまふじおか

hocoroにて楽団やまこじきのライブと大安吉日やのお話し

朝からどきどきしてた
前の日もあたまの中はまとまりがなく、申し訳なさと悔しさがどうしてもふたたびやってくる

二月初旬に高崎「だるまだるま」での楽団やまこじき初ライブと大安吉日やトークセッション

人前で自分の暮らしの話しをするのはぼくも初めてだった

あたらしい世界がそこにはあるだろうと思った

やまこじき仲間の青木商店ゆーすけからの誘いに「いいねえー」とノった

ノったにはノッたけど、正直人前で話すのには苦手意識があったし、経験がなかったからイメージがあまりできてなかった

でも山での薪暮らしを八年間やってきてはいたから「その場のノリで暮らしの話しならなんとか話せる」なんて軽く思ってた

フタを開けてみればひどいもんだった

緊張もしたし頭の中はグチャグチャだし、何かを伝えられた感覚はゼロだった

集まってくれた人
準備してくれた人
声をかけてくれたゆーすけ

みんなの想いもまったく汲めていなかった
申し訳なくて凹んだ

つぎの日、凹みが少しふくらんできて話せなかった原因を探った

緊張していた
伝えるための言葉の手持ちが圧倒的に少ない
頭の中の整理整頓をまったくしてこなかった

すべて自分の努力不足だ

なんで努力しなかったのか
なんで努力できなかったのか

ここ対するぼくの中の答えが見えてきた

十日ほど経ったころにまたゆーすけから連絡があり「春分明けにhocoroでライブするからまた話ししませんか」と

この前は申し訳ない
またよろしくおねがいします

それからあたまの中を毎日振り返ってまとめることがはじまった
振り返りながら調べものをして、本も読みはじめた

暮らしを発信することにした

春分が明けた

朝だか夜中だかわからない時間に起きて発信することを習慣にして、あたまの中をまとめる作業をひと月弱つづけた

リベンジ前夜に話したいことをノートに書き出してみた

話すことをイメージしてまとめるのと、日々発信するためにまとめるのって全然ちがうね

どんどんネタは出てくるけどまったくまとまらない

またどきどきしてくる
さらにあたまは回らなくなる

でもやることはやってきた
だからいまのそのままの自分を話せばいい

でもやっぱりまたどきどきする

「春分のお祝いの会」

昨日がその日だった

いつも通りまだ暗いうちからあたまの中をまとまて発信する

途中なんどもお話し会のことがあたまに割り込んでくるけど「いまやれることをやろう」と仕切り直した

群馬に向かう車の中でもイメージとまとめはつづいてた

テーマを忘れずわかりやすくまとめられること
聞いてくれる人もまざって話しの「わ」をつくれること
緊張をほぐせる「ほわっ」とする空間

ショボイぼくの脳みそがすてきなひらめきをくれた

「ごきげんようスタイル」でいこう

サイコロにお題が書いてある「なにが出るかななにが出るかな」のアレだ

やわらかいおっきなサイコロはなかったけど、紅白のめでたいやつとの出会いがあった

いい流れだ
そう思ってもりあがろう

はじまり

やまこじきライブあとが大安吉日やのぼくの出番

まとまらない言葉であふれたノートは直前にはもうみなかった

あとはいまを信じるのみ
いまを信じるための作業でやれることはやったんだ

大安吉日やの半纏(はんてん)の袖に腕をとおしてぼくははじまりを待った

ナビゲートしてくる「ほしの糀」のじゅんくんの声で、ぼくも軽い自己紹介からスタートした

この自己紹介だけ何度か車でひとり練習してきた

はじまりは大事だね

うまく話し始められたことで気持ちよくなってきたんだ

どきどきは気持ちよさでかき消された

ごきげんようスタイルもまわりにはどうだったかわからないけど、ぼくにはテーマがわかりやすく功を奏した

ぼくが生きることのおっきな真ん中にあるもの

ぼくもみんなもいつもたのしいめでたい暮らし

そこからいま暮らしの中で大事なテーマを1から5まで割り振った
6は気になることをみんなに決めてもらおう

ちびっこのふったサイコロの目は3

自宅出産の話し

本に書かれてるようなことじゃない
そのときのぼくの経験と感じたこと
その話をきいてくれた人のぼくへの質問

つづいて大日向小学校

がっこうのコンセプトだったり細かいことはホームページを見ればわかる
ぼくが1年関わって感じたぼくとがっこうの話し

流れでお金とのつきあい

全財産を投資してスッカラカンになったから感じたこと
お金の枠がなくなったこと
お金としっかり向き合うこと
道具としてのお金の使い方

ぼくの経験をぼくが感じたように
ただ話すだけ

うまく話したい
しっかり伝えたい

それができればなおさらいい

でもそれはだんだんできると思う
何度も経験すればコツがつかめそうだ

ぼくにはぼくだけの経験がある

まずそれがぼくのいちばんの持ち味だってことを忘れないようにしよう

いい日だった

まだほんとにはじまりだけど進んだことがしっかり実感できた
　
ちいさなちいさな一歩前進
止まってたときとは景色がちがう

たれかが言ってた

微力だけど無力じゃない

ここからまたしっかり積み重ねていこう

たくさんのみんなのおかげさまです

あったかい「わ」の中にいる時間

幸せだったな

今日もおひさまがのぼった

すてきないい日を

五穀豊穣　
子孫繁栄　
大安吉日や　さかいひろし

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