身の上話1:ついうっかり

 お久しぶりです,今回はちょっとした身の上話です.

身の上話1:ついうっかり

 つい先日,上司のような…上司じゃないような…いややっぱり上司なんだろう人から,「お前の書いた報告書は読み辛い」という旨の指摘を強めに頂きました.事実自分の報告書は読み辛いものではありましたから,それに関しては特に申し開きも何もありません.というか,申し開きがあるなら会社でやれ!という話.…話を本筋に戻しましょう.読み辛いと言われた理由の大半は,ついうっかりが原因でした.ついうっかり重要な情報を書き忘れたり,ついうっかり書き上げた報告書を読み返さずに上司に提出したりしていたのです...そりゃ上司も強めに指摘するわ,と言った感じですね.
 ここで手短に反省点をまとめると,書いた報告は提出する前に読み返そうです.ただ,僕にとってはこの読み返すという作業が一番苦手です.苦手なことをやらないといけないのは辛いですね.出来ればやりたくない.何とかしたいので,誰かお知恵を貸してください.
 さてさて約半年前に視点を切り替えることにしましょう.この頃の僕はこの,「ついうっかり」にボロボロになるまで苦しめられていました.というのに,この自分の性格のことを綺麗すっぱり頭の中から消していました.約半年前と言えば卒論の時期ですね.僕は「ついうっかり」が原因で提出期限がギリギリになってしまいました.詳しくは省きますが,論文の情報を漏れなく埋めていなかったせいでそんな目にあってしまいました.そんな目にあったのにも関わらず僕は,自分のこの性質を綺麗すっぱり忘れていたのです!でも,忘れることで今までストレスフリーだったし,ずっと覚えていて苦しみ続けるより健全だなとも思います.ああだこうだの水掛け論になりそうですが僕の結論としては,自分はこういう人間であるということに自覚的であれ,ということで.
 今回の指摘は,自分と向き合う機会になったのでありがたいと思う反面,指摘してきた上司に対しては,昔巷をにぎわせた某スノーボーダーではないですが,「ちっ,うっせーな.反省してまーす」という感じ.こんな調子ではありますが,この経験は僕にとって忘れがたい楔になったことは確かです.ことある毎にこれを思い出して,自分の中の怒りを呼び覚ましたいと思います.その怒りで更に前へと進みたいと思います.

何故だか次回の更新予告
 次回は自分の中にある「怒り」や「焦り」という感情について,考えて書いてみたいと思います.ただ大切なものなのでちょびちょびやっていきます.

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