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遠軽が8大会ぶりの花園

遠軽 27-22 旭川龍谷
(8大会ぶり11回目)

序盤に先行した遠軽が、旭川龍谷の後半の猛追を振り切って8大会ぶりの花園出場を決めた。

2年ぶりに決勝で相対することとなった両チーム。
遠軽は1年時からレギュラーのCTB斉藤歩夢(3年)主将、WTB 海野風斗(3年)がチームの中心。同じく中核を担うNo8 山田真生(3年)は怪我のため欠場。また、U17北海道選出のHO清水泰雅(2年)らスタメンに1、2年生が9人名を連ねた。
旭川龍谷は1年時に花園を経験しているWTB 風張祥希(3年)主将がチームを牽引。前チームから主力のLO 松田玲音(3年)、FL 岡田真輝(3年)、SH 坂口瑚虎(2年)、CTB 渡部碧空(3年)らにも注目が集まった。

遠軽は開始早々にスクラムから8→9でパスアウト、ボールを受けたCTB斉藤歩夢(3年)主将がそのまま走り切って先制。その直後にはPR星樹音(3年)がラインアウトからトライを挙げ、差を広げる。リードを許す旭川龍谷は20分、WTB風張祥希(3年)主将が力強いランをみせてトライを返す。遠軽は前半終了間際にCTB斉藤歩夢(3年)がPGを追加し、17-5で折り返す。後半、追いかける旭川龍谷は6分にトライを挙げて迫るも、直後に遠軽がペナルティキックの速攻からHO清水泰雅(2年)がトライ。その後、膠着状態が続くが、22分に旭川龍谷がラインアウトモールからFL 岡田真輝(3年)がトライを挙げ、9点差に。遠軽はCTB 斉藤歩夢(3年)が貴重PGを沈めて差を広げる。旭川龍谷はラストプレーでCTB 渡部碧空(3年)がトライを取り切ったが及ばなかった。遠軽は統率のとれたディフェンスで流れを掴み、好機を得点に繋げた。後半は旭川龍谷に3トライを返されたがリードを守り切った。

遠軽のCTB斉藤歩夢(3年)は全てのスキルが高く、特にキックの飛距離はトップレベル。ランやコンタクト、パスも良く、とても楽しみな存在。

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