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2023年度高校日本代表候補 第1次メンバー紹介 WTB/FB その1

【WTB/FB】その1

大嶋柚楽(高川学園)
高川学園中出身。高校では下級生時から主力として活躍するも、2年時の花園予選は決勝で敗れるなど全国の舞台には届かなかった。最終学年になると主将に就任。1月の県新人大会では決勝で大津緑洋に74-3と大勝し初優勝。中国大会では準決勝で優勝した尾道に敗れたものの0-17と健闘をみせた。その後、実行委員会推薦枠にて選抜大会出場権を獲得。冬の花園も含めて全国大会初出場となった。選抜では1回戦で秋田工業に勝利。花園初出場にも期待がかかる。
全てのスキルが高水準の万能プレーヤー。推進力のあるランに加え、パスセンスやパントキャッチにも注目。

小野澤謙真(静岡聖光学院)
父は歴代2位の日本代表81キャップを誇るWTB小野澤宏時。1年時からWTBのレギュラーとして活躍し、花園に出場。花園では2回戦に進出した。2年時には4月から5ヶ月間オーストラリアへの短期留学を経験。花園は予選決勝で東海大静岡翔洋に惜敗し、出場を逃した。最終学年となり、今季は県新人戦、県総体を制覇。2年ぶりの花園出場に期待がかかる。
アジリティの高いランスキルと決定力が魅力。パス、キック、コンタクトも非凡。

加島優陽(石見智翠館)
昨年度から高校日本代表候補に名を連ねる。
2年時からFBの主力として活躍。花園では3回戦進出に貢献した。最終学年になると、今年2月に部員の不祥事が発覚し、中国新人大会を辞退するなど活動停止。今季初の公式戦となった5月の中国大会では1回戦で尾道に敗れた。チームではCTBやFLも務める。
巧みなランと効果的なキックが持ち味。ハイボールに絶対的な強さを誇る。コンタクトも強い。

川﨑仁聖(茗溪学園)
最終学年となり主力に定着。タレント揃うチームのなかでトライゲッターを担う。今年の選抜大会では2試合連続でトライをマーク。2回戦で報徳学園で引き分けるも、抽選の末敗退した。
鋭く、スピードのあるランが魅力で、決定力の高さをみせる。

後藤祭(長崎南山)
中学時代は太陽生命カップと全国ジュニア大会に出場。高校では2年時にTIDキャンプに参加。全国大会の出場がないなか、最終学年となり、今年1月の新人戦決勝で長崎北陽台を撃破し優勝すると、全九州大会Aパートで準優勝を果たして選抜大会に出場。選抜では2回戦で敗退した。6月の県総体決勝では自らの劇的なトライで、再び長崎北陽台を破った。第100回大会以来の花園出場が期待される。
華麗なステップから繰り出すランニングは必見で、自ら局面を打開する力に優れる。

齊藤桜暉(中部大春日丘)
1年時からWTBで主力を務める。花園は2回戦で敗退。2年時には選抜大会ベスト8、花園では3回戦にて一時逆転となるトライをマークするも、佐賀工業に敗れた。また、U17東海に選出され、KOBELCO CUPでも活躍。最終学年となり、今年の選抜大会では2回戦で國學院久我山に惜敗した。
スピードが最大の魅力で、巧みなステップから生み出すランで高い決定力をみせる。

隅田誠太郎(東福岡)
中学時代は太陽生命カップに出場。大阪から東福岡へ入学。高校では2年時のサニックスワールドユースで10番を担う。また、U17九州の主力として、KOBELCO CUPの優勝に寄与。花園では、2回戦にて先発出場を経験した。最終学年になると、FBで主力に定着。今年の選抜大会では全試合に先発出場し、チームの準優勝に貢献。5月のサニックスワールドユースでは初優勝にあと一歩に迫った。
鋭いランニングに加え、パスやキックのスキルも素晴らしく、的確なコントロールも持ち味で総合力が高い。

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