見出し画像

報徳学園が3年連続の優勝で花園へ!!

報徳学園 26-5 関西学院
(8大会連続49回目)

昨年度花園準優勝の報徳学園が関西学院を下し、3年連続での優勝を果たした。

報徳学園はSO菊川迪(3年)主将をはじめ、LO坂本瞭(3年)、CTB福田幹太(3年)、WTB長谷川諒(3年)の高校日本代表候補4選手が名を連ねる。FWはHO柳颯真(3年)、FL岡崎真士(3年)、No8小林裕太(3年)が中核をなす。BKは前述のWTB長谷川諒(3年)、WTBタウファテビタ悦幸(2年)、FB太田啓嵩(3年)の強力バックスリーが光る。また、1年生ではFL山口鉄心(1年)とSH日比野陽穂(1年)が先発。

関西学院は前チームでも主力だったSO木山鉄平(3年)、FL梶原匠一朗(3年)、小川倖平(3年)がチームの中心。加えて、PR大嶋琉生(3年)やSH佐藤秀真(3年)ら選抜出場を支えた好選手が揃う。また、1年生のNo8松山莉空(1年)、WTB長谷川大誠(1年)、FB木山仁平(1年)も名を連ねた。

序盤から押し込む報徳学園は6分、SO菊川迪(3年)の好キックを起点にインゴール手前に迫ると、FWで近場を突いて最後はPR森下陽希(3年)がねじ込んで先制トライ。その後も報徳学園はFWを次々と当てて、敵陣でゲームを遂行。11分にはSO菊川迪(3年)のキックパスがWTB長谷川諒(3年)に入り、そのまま走り切ってトライ。14点の先行を許した関西学院は徐々にペースを掴むと攻勢をかける。敵陣でのアタックの時間帯が続くが、報徳学園がしのぐ。関西学院が取りきれずにいると、27分に報徳学園は相手キックをキャッチしたところから展開し、WTB長谷川諒(3年)が巧みなランでビッグゲイン、サポートとしたSH日比野陽穂(1年)がトライ。前半は21-0と報徳学園のリードで折り返す。後半、追いかける関西学院は開始早々に相手を押し込み、敵陣でフェイズを重ねると、近場を破ったFL杉田奏斗(3年)がトライを挙げ、ようやく得点を返す。その後、中盤での往来が続き、膠着状態となる。16分には関西学院が相手インゴールに迫るもスコアにつなげられず。26分には報徳学園が好機を得るが相手の好タックルにあう。追う関西学院は自陣から迫るが、得点機を得れず。逆に試合終了間際に報徳学園はFB太田啓嵩(3年)が素晴らしいランをみせると、パスを受けたWTB長谷川諒(3年)がトライを挙げた。好機を着実に得点に繋げた報徳学園が勝利を挙げ、花園出場を決めた。

昨年度は試合終盤に逆転を許し、花園に届かなかった関西学院は、多くの主力が卒業するなか、今季は4年ぶりに選抜大会に出場するなど着実に力をつけたが、選抜ベスト8、セブンズベスト4の報徳学園に及ばなかった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?