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KOBELCO CUP2022を振り返る

※7月22日にアメブロにアップしたものの、こちらにて再投稿しております。

7月28日から30日まで菅平にて、今年もKOBELCO CUPが開催される。
全国高等学校合同チームラグビーフットボール大会「U17の部」は、全国9ブロックから選抜されたU17代表選手による高いレベルのゲームが実施される。

現在W杯に向かう日本代表予定選手のうち、20名がこの大会を経験している。また、大学ラグビーにおいてもチームの中心となっている現4年生たちの多くがこの大会に出場している。
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来週の開催を受けて、U17九州の優勝で幕を閉じた昨年度の「U17の部」を振り返る。

U17九州は大会を通じて、全勝で優勝を遂げた。決勝リーグではU17関東に中川内優太(佐賀工業)の2トライなどで快勝すると、U17近畿には沢田海盛のトライで勝ち越し、その後井上達木のPGで差を守った。

PR沢田海盛、LO倉掛太雅、SH利守晴、FB隅田誠太郎ら現在東福岡で主力を担う面々がチームの中心として活躍。主将は、佐賀工業のCTB大和哲将が務め、その他同校のNo8中川内優太、SH/FB井上達木、SO服部亮太らも優勝に大きく貢献した。彼らを差し置いて、大会優秀選手に選ばれたLO小林光晴(福岡)は現在、自校で主将を務め、高校日本代表候補入りも果たしている。また、全国的には無名なだった玖珠美山のWTB高森将太とCTB後藤洸輝も活躍。高森は今年、高校日本代表候補に選出されている。その他、長崎南山のSH山下蓮、熊本工業のPR山下源也、名護のFB/SO宮里快一、大分東明のHO小柳海斗とFL山元健生も現在、所属校の中心としてチームを牽引している。

決勝リーグでU17近畿を撃破したU17関東は、PR井吹勇吾、PR前田麟太朗、LO中森真翔、SO萩井耀司、CTB白井瑛人、FB吉田晃己ら桐蔭学園の面々に加え、HO川村航平、LO/No8小杉太郎、CTB田村優太郎、WTB森尾大悟ら茗溪学園陣を中心にチームを構成。また、國學院栃木のLO小坂龍平とSH小倉光希也、流経大柏のCTB阿部煌生、法政ニのCTB/WTB平野仁、國學院久我山のPR/LO道浦康介、目黒学院のLO/No8中村つぐ希、早稲田実業のSH宮下羚ら、現在所属チームで中心選手として活躍する選手がズラリと並んだ。

決勝リーグでは2敗となったU17近畿は常翔学園のSO神田丈英を司令塔に据え、大阪桐蔭のHO西野陽、PR野村俊介、CTB平野晃成、東海大大阪仰星のSH阪井光太朗、WTB村岡龍空らが名を連ねた。また、御所実業のWTB/FB林総大が巧みなランで目立った活躍をみせ、CTB奈須竜信も途中出場でインパクトを残した。その他、報徳学園のLO坂本暸、天理のHO/FL内田涼、京都成章のFL小仲新、大産大附のLO/No8朝倉晴樹、関大北陽のCTB白石空、京都工学院のFB正木空馬ら各有力校の有名選手が並んだ。

その他のチームをみていくと、U17東北では高校日本代表候補入りしているPR阿部正英(三本木農業)や秋田工業で現在主将を務めるFL大沢空、当時1年で選出されたNo8三浦颯太(秋田工業)らをはじめ、所属チームで下級生時から主力を担う面々が印象的だった。

U17東海は、PR柴田佳祐、LO堀部享介、CTB/SO渡辺圭祐、WTB齊藤桜暉ら中部大春日丘勢を中心に、名古屋のLO丹羽善丈とFB池田紘生、朝明のPR鳥本晴太、FL宮澤啓介、SO/CTB浅場博登、岐阜工業のSO/CTB堀大我、東海大静岡翔洋のFL野呂帆央らが名を連ねた。

その他で印象的だったのは、U17北信越では開志国際のCTB/SO中島優大とFB星遥大、日本航空石川のFB/WTB中山二千翔。U17四国は城東のSO池渕紅志郎とFB小野晏瑚、松山聖陵のFB/WTB田川陽生。U17中国では1年生ながら選出されたNo8祝原久温(石見智翠館)が活躍。尾道で現在主将を担うCTB佐藤楓斗も攻守に高いパフォーマンスをみせた。U17北海道ではSH近藤悟(札幌山の手)が際立った。



現在、全国区で名を馳せる選手たちが活躍したこの大会。今年度の大会も要チェックであることは間違いない。楽しみに待つ!!

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