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高校日本代表 選手紹介【FW編】

PR1 井吹勇吾(桐蔭学園)
力強いキャリーと安定したスクラムが魅力。加えて、パスやステップなどスキルも高く、アタックに幅をもたらす。機動性を備え、攻守に働く。
2年時の花園予選では決勝で先発出場を果たすも、東海大相模に1点差で敗れて花園出場を逃した。最終学年となると不動の主力に定着し、完成度の高いチームのなかで大きな存在感を示して選抜大会、花園ともに優勝を果たした。
桐蔭学園中でラグビーを始めたが、中高一貫教育が併設の桐蔭学園中等教育学校に一本化されたため、最後の代となり、3年時は主将を務めた。

PR1 村田元気(大阪桐蔭)
安定したスクラムとコンタクトの強さを武器に、強力パックの一員として花園ベスト4に貢献。
2年時から花園を経験し、3年時には高校日本代表候補第1次メンバーに選出された佐々木天雅(東海大進学予定)とのポジション争いの末、スタートに定着した。2月の近畿大会を制して、選抜大会ではベスト8。国体でもオール大阪の主力を張った。シーズン当初は高校日本代表候補入りしていなかったが、花園での活躍もあり高校日本代表セレクション合宿に呼ばれた。
近畿大に進学予定。

HO 高晃崇(大阪朝鮮)
体の強さに加え、器用さも際立つ万能FW。
今季は主将を担い、少数精鋭のチームをまとめあげて、2月の近畿大会府予選Cブロック決勝で東海大大阪仰星を17-12で撃破し、新シーズン幕開け時に衝撃を与えた。また、オール大阪に選出されて国体でもプレー。花園予選では決勝にて前半リードを奪ったものの、後半に突き放されて大阪桐蔭に敗れた。

HO 田中京也(東福岡)
安定したセットプレーと機動性が魅力で、決定力も高い。昨年の選抜大会では5トライをマークした。
2年時から試合出場に絡み、途中出場にて選抜大会を経験。U17九州に選出され、KOBELCO CUPで主力として活躍し、U17ユーストレセンメンバーにも選出されたものの、チームが優勝した花園ではメンバー入りならず。最終学年になると主力に定着し、安定感のあるプレーぶりで、選抜大会、サニックスワールドユース、花園で準優勝に貢献。国体では優勝を果たした。

PR3 野村俊介(大阪桐蔭)
相手を圧倒するスクラムの強さと破壊力のあるキャリーが魅力。183cm、120kgの体格で、強力FW陣の中心としてチームを花園ベスト4に導いた。
2年時から主力に定着して花園ベスト8。また、U17近畿の主力として、KOBELCO CUPで活躍しU17ユーストレセンメンバーにも選出された。新チームとなった2月の近畿大会で優勝し選抜大会ではベスト8。選抜、花園ともに優勝した桐蔭学園に敗れた。
明治大に進学予定。

PR3 前田麟太朗(桐蔭学園)
止まらない力強いボールキャリーはまさに圧巻。スクラムも強く、選抜、花園でのパフォーマンスは出色だった。
超秀才が集う小中高一貫校筑波大学附属から桐蔭学園に進学。2年時より試合出場に絡み、花園予選決勝では先発出場を果たすも、1点差で東海大相模に敗れた。また、U17関東の主力として、KOBELCO CUPで活躍し、U17ユーストレセンメンバーに選出された。最終学年で主力に定着。総合力の高いチームを牽引し、選抜大会、花園の2冠に大きく貢献した。

LO アホ アントニオ(青森山田)
唯一2年生で選出。191cm、104kgの体格から生み出す破壊力と50m6.0秒の俊足が魅力のトンガからの留学生。コンタクトも強いが、機動性も高い。
1年時から試合出場に絡み、2年時よりNo8の主力に定着。花園では1回戦でトライを挙げたものの、高鍋に敗れた。また、1年時から2年連続でU17東北に選出され、KOBELCO CUPでプレーした。

LO 倉掛太雅(東福岡)
190cm長身を活かしたラインアウトでの存在感と推進力のあるキャリーが魅力。接点での働きも献身的。先の花園決勝で負傷交替するシーンの涙は印象的だった。
2年時にU17九州の主力として、KOBELCO CUPで活躍。U17ユーストレセンメンバーにも選出された。最終学年になり、主力に定着。セットプレーと接点で大きな役割を果たし、選抜大会、サニックスワールドユース、花園での準優勝に貢献した。国体では優勝を経験。
明治大に進学予定。

LO 中森真翔(桐蔭学園)
長身を活用したセットプレーと接点での働きも魅力だが、最大の特徴はその走力。抜群のスピードが際立ち、選抜大会決勝で挙げたトライは圧巻だった。
2年時から頭角を現し、U17関東の主力としてKOBELCO CUPで活躍。U17ユーストレセンメンバーにも選出された。先発出場した花園予選決勝では東海大相模に惜敗し、花園出場を逃した。3年時にはタレント揃うチームのなかで抜群の存在感を示し、選抜大会、花園の2冠に大きく貢献した。
筑波大に進学予定。

FL/No8 城央祐(桐蔭学園)
キャプテンシーに溢れる王者の主将。推進力のあるボールキャリーが魅力で、攻守にダイナミックな動きをみせる。接点の働きも素晴らしく、タックルやジャッカルでもみせる。空中戦も強く、ワークレートも高い。2年時より高校日本代表候補入りを果たしいる。
高校では2年時よりNo8の主力に定着し、選抜大会ではベスト4に進出。花園での上位進出が期待されるなか、予選決勝にて東海大相模に惜敗し出場を逃した。その後、主将に就任し、新チームは12月にスタートした。基盤からチームをつくり、完成度の高いチームをまとめあげて選抜大会、花園の2冠を実現した。

FL/No8 高比良恭介(東福岡)
力強く、推進力のあるボールキャリーが魅力で決定力も高い。接点が強く、まさに攻守の要。BK経験者で各スキルも高い。
昨年の花園優勝からレギュラー全員が入れ替わったチームを主将として牽引し、選抜、花園ともに準優勝を果たした。サニックスワールドユースでは国内チームの初優勝にあと1歩まで迫り、国体では優勝を達成。
中学時代は2年時に太陽生命カップと全国ジュニア大会に出場。日本一を目指し、長崎県から東福岡に入学。2年時から試合出場に絡み、選抜大会や花園を経験した。
明治大に進学予定。

FL/No8 坪根章晃(東福岡)
接点での働きが献身的で、チームに推進力を与える。常に体を当てて、非常に仕事量が多く、貴重な場面で顔を出す。
2年時より試合出場に絡み、途中出場にて花園を経験。U17ユーストレセンメンバーにも選出された。最終学年になり、LOで主力に定着。献身的な働きぶりでチームを支え、選抜大会、サニックスワールドユース、花園での準優勝に貢献した。国体では優勝を経験。

FL/No8 福田大和(中部大春日丘)
高いワークレートとコンタクトの強さで存在感を放つ。タックル、ジャッカルなど接点での働きは圧巻。先の花園でも大きな存在感を放ち、チームをベスト8に導いた。そのポテンシャルから2年時から高校日本代表候補入り。
浜浦幸太郎(筑波大進学予定)と齊藤桜暉(帝京大進学予定)とともに1年時から主力として活躍。3年時は主将を担った。また、2、3年時には高校の留学制度を利用して、ニュージーランドのセントピーターズカレッジでそれぞれ約半年間プレーし、主力の座を掴む活躍ぶりをみせた。
帝京大に進学予定。

FL/No8 松﨑天晴(東福岡)
先の花園で最も輝いた選手の一人。ワークレートが高く、推進力が光る。接点が強く、何度となくタックルをかます。前進力も凄まじく、得点への嗅覚もあわせ持つ。ブレイクダウンでの働きは随一で、花園ではジャッカルを連発。何度もチームを救った。
2年時にU17九州の主力として活躍し、KOBELCO CUPの優勝に貢献。U17ユーストレセンメンバーにも選出された。最終学年になり、FLで主力に定着。選抜大会、サニックスワールドユース、花園での準優勝に大きく貢献した。
青山学院大に進学予定。

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