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2023年度高校日本代表候補 第1次メンバー紹介 SH

【SH】

井上達木(佐賀工業)
1年時からFBのレギュラーに定着。花園では同校10大会ぶりのベスト8に貢献。2年時の選抜大会では準々決勝にて逆転DGを決め、劇的な勝利に貢献し、チームをベスト4に導いた。準決勝はコロナの影響で無念の棄権。国内校のみの参加となったサニックスワールドユースは5位。また、U17九州の主力としてKOBELCO CUPで活躍し、U17トレセンメンバーにも選出。花園では3回戦で3本のPGを決め、ノートライでの勝利に貢献し、2年連続でベスト8。準々決勝では優勝した東福岡を試合終盤まで苦しめた。新チームになると、将来のことを考え自ら直訴して中学でも経験があるSHへ転向。服部亮太と世代最強のハーフ団を形成する。タレント揃うチームで優勝も期待された今年の選抜大会は準々決勝で國學院栃木に逆転で破れ、ベスト8に終わった。5月のサニックスワールドユースでは準決勝で東福岡に14-21、6月の全九州大会では決勝で同じく東福岡に16-17で惜敗と、着実にチーム力を伸ばす。
繰り出す多彩なキックは国内屈指のスキルを誇る。アジリティが高く、素早いパスや巧みなランも光る。状況判断に優れ、自ら仕掛けるプレーも魅力。この世代を代表する選手。

小倉光希矢(國學院栃木)
一学年上で第101回大会の躍進を支え、高校日本代表候補のSH島崎聖弥の存在がありながらも、2年時から主力に定着。選抜大会では準々決勝で佐賀工業に劇的な敗戦を喫したものの、ベスト8。U17関東の主力としてKOBELCO CUPで活躍し、U17ユーストレセンメンバーにも選出。国体でも9番でプレー。花園では3回戦で東海大大阪仰星に敗れた。新チームになると、主将に就任。今年の選抜大会では準々決勝にて前年に敗れた佐賀工業を逆転で下し、ベスト4に進出。6月の関東大会では新人大会、選抜で大敗していた桐蔭学園に肉薄した。
的確なパスとキックから繰り出すゲームコントロールが魅力。ラックの寄りも早く、サポートも際立つ。

関太陽(京都工学院)
一学年上で同じく高校日本代表候補だった鈴木結登(天理大1年)の存在が大きく、最終学年になり主力に定着。今年2月の近畿大会では1回戦で関西学院に惜敗した。
素早い球出しとアジリティの高さが持ち味。

竹本悠希(尾道)
中学時代にFWからSHに転向。高校では2年時に途中出場にて選抜大会を経験。その後、チームでの存在感を高め、レギュラーに定着。また、U17中国の主力としてKOBELCO CUPで活躍し、U17ユーストレセンメンバーにも選出。花園では2回戦でシード校の常翔学園を撃破。3回戦では長崎北陽台に惜敗した。最終学年となり、今年の選抜大会では1回戦で國學院栃木に惜敗。尾道には有力選手の百田桔平がおり、ともに切磋琢磨する。
鋭い球捌きと的確な長いパスが持ち味。体の強さも備える。

利守晴(東福岡)
2年時にはU17九州の主力としてKOBELCO CUPで活躍し、U17ユーストレセンメンバーにも選出された。最終学年になり、主力に定着。今年の選抜大会では大会約1週間前の東海大大阪仰星との練習試合で右手親指付け根付近を骨折。手術の可能性もあるほどだったが、自ら出場を志願しチームに帯同。1、2回戦はベンチから外れていたが、準々決勝の國學院久我山戦で前半終盤に登場すると逆転勝利に貢献。その後、準決勝、決勝では先発し、チームの準優勝に寄与した。また、サニックスワールドユースでは初優勝にあと一歩に迫った。
的確な球出しと鋭い動きが持ち味。スピードもありサポートプレーも必見。好機への嗅覚も素晴らしい。

葉山快俐(國學院久我山)
2年時から試合出場に絡み、途中出場で花園を経験。新チームになると主力に定着。関東新人大会では茗溪学園や流経大柏などを破り3位。今年の選抜大会では接戦を勝ち上がりベスト8進出。準々決勝では東福岡を苦しめた。
正確で状況判断のよいパス、キックでチーム全体を前に出す。

三田村喜斗(流経大柏)
中学時代は太陽生命カップに出場。流経大柏が花園でベスト4に進出する姿をみて大阪から進学。2年時より主力に定着すると、選抜大会では準々決勝に進出するもコロナの影響で棄権。花園ではタレント揃うチームで上位進出を狙ったものの、3回戦で京都成章に敗れた。最終学年になると、ゲームキャプテンを担う。今年の選抜大会では1回戦で大阪桐蔭に敗れた。
スピードと多彩な球出しが持ち味で、コントロールも的確。

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