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中部大春日丘が11年連続の花園へ!!

中部大春日丘 53-12 名古屋
(11大会連続13回目)

中部大春日丘が快勝で11大会連続の花園を決めた。

中部大春日丘は1年時からレギュラーのFL福田大和(3年)主将をはじめ、No8浜浦幸太郎(3年)、WTB斉藤桜暉(3年)がチームの中心。FWは前述の3選手と同じく高校日本代表候補入りしているPR柴田佳祐(3年)、昨年度U17ユーストレセンメンバーに選出されたLO中岡碧人(3年)が中核をなす(高校日本代表候補LO堀部亨介(3年)は欠場)。BKも10番を担う渡辺圭祐(3年)をはじめ、好選手が揃う。WTB鬼頭慶(2年)のランも必見で、選抜ではSHを務めた。また、1年生のHO伊藤尚(1年)とSH荒木奨陽(1年)も名を連ねた。

名古屋はPR大橋蓮音(3年)、LO丹羽善丈(3年)、SH戸松甚太(3年)、FB池田紘生(3年)がチームの中心。また、U17東海選出のPR西田伊吹(2年)を筆頭に、2年生陣もチームを支える。1年生ではWTB中島裕次郎(1年)が名を連ねた。

3年連続となったこのカード。中部大春日丘は前半10分、敵陣で相手ボールが乱れたところからフェイズを重ねて前進し、SH荒木奨陽(1年)の裏キックからWTB斉藤桜暉(3年)がトライを挙げ先制。名古屋はFB池田紘生(3年)のランなどを起点に敵陣でプレーするもスコアにはつなげられず。19分に中部大春日丘は敵陣深くのラインアウトモールを押して、最後はFWでねじ込みトライを挙げると、22分にはFWでフェイズを重ねて、BKにパスアウトしCTB河合汰路(3年)がトライ。19点のリードを許した名古屋は敵陣ラインアウトから順目にフェイズを重ね、最後はPR西田伊吹(2年)からパスを受けたWTB松久瑠位(2年)がトライを挙げる。それでも、中部大春日丘は28分、ラインアウトのサインプレーからFL小池将聖(3年)がトライを追加。前半は24-5と中部大春日丘のリードで折り返す。後半、中部大春日丘は開始早々、LO中岡碧人(3年)の前進などで迫ると、ペナルティキックの速攻でSH荒木奨陽(1年)からWTB斉藤桜暉(3年)に渡りトライ。追いかける名古屋は7分にインゴール手前に迫るが、ノックオンで取りきれず。逆に14分に中部大春日丘はゴール前に迫り、最後はSO渡辺圭祐(3年)がタックルを受けながらもトライ。リードを広げられた名古屋は20分、敵陣に入るとキックパスを拾ったCTB菊谷悠斗(2年)が走り切ってトライを返す。それでも中部大春日丘は25分に敵陣ゴール前スクラムからNo8浜浦幸太郎(3年)がトライを挙げると、その後も2トライをマークし突き放した。9トライを重ねた中部大春日丘が大勝し、11大会連続の花園を決めた。

中部大春日丘は昨年度の花園では3回戦にて相手をノートライを抑えながらも1点差で敗戦。今年の選抜大会では2回戦で國學院久我山に惜敗した。今季のチームは1年時からレギュラーのFL福田大和(3年)主将、No8浜浦幸太郎(3年)、WTB斉藤桜暉(3年)を中心に、高校日本代表候補のPR柴田佳祐(3年)とLO堀部亨介(3年)ら陣容が揃う。セブンズユースアカデミー(テスト生)のWTB鬼頭慶(2年)や、HO伊藤尚(1年)とSH荒木奨陽(1年)ら1、2年生にも有力選手を揃える。花園での最高戦績である第100回大会のベスト8越えを狙う。

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