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5度目の挑戦 断食

秋田に移住してから本格的な断食をやり始め5回目になった。個人的事情で昨年は実行できず、毎年やっている事になる。

やり方としてはただ食事をしないで、『水』『塩』のみで3日〜5日凌ぐという事をします。

その間、仕事はし続けます。私は農家ですので朝は5時から夜18時までは外仕事になります。
サウナが好きですので期間中もサウナにはいります。

何故この様な事をするのか?
この断食というのは本当に『己』との闘いなんです。自分の弱さ、ズルさ、甘え、などなどマイナスの自分自身と見つめ合える。それが一番の理由です。

過去には七面山へ北区王子にある妙見寺の住職や檀家さん達と登ったり、寒行を体験させて頂いたり、悪鬼祓いなど色々な経験をさせて頂いたことに通じるのかも知れません。

僧侶の修行には程遠いかと思いますが、『氣』は伝わる様な気がします。1000日修行後にお会いできたり住職は本当に強いお方でした。

その真似事とでも言いましょうか?
自分探しだったり、自分を整えるだったり、とにかく過酷な状況に追い込む事で『己』としっかり向き合えるという体験をしたい、その様な空間が好きなのでしょうね。

今年に限っては4月1日からお粥生活を続け、4月12日お昼ごはんから16日のお昼まで丸4日間の断食に挑戦しました。

初日、2日目は慣れたものでまぁまぁ通常通りでした。少し思ったのは睡眠がしっかり取れた2日間でした。
3日目は昼くらいから辛くなり始め空腹に襲われます。夜には塩と水で乗り越え夜サウナに…。そのまま就寝。
4日目がとにかくしんどかった。朝からお米の播種作業がありチカラが入らない!フラフラになりながらのお昼を迎えゴールを迎えました。

最近は有事や災害でも『72時間の壁』という生存率の著しい低下が見られるそうです。
塩と水が有れば大きな負傷が無ければ『生き残り』が出来るかもしれません。
もしくは、子供や家族に分け与えたり、少量にして周りの方に譲る事もできるのではないかという気持ちになりました。

慣れる事、経験を増やす事で、焦りやパニックに陥る事もなく生き残りに繋がるのではないかと思います。

又、精神性を研ぎ澄まし、その空想空間を見る事も出来るのかと私自身は思っています。

無理をせず今後とも続け、来るべき日に備えたいと思います。

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