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ストレス耐性は、ストレス感受性と貯留性によってきまると聞いた。
ストレス耐性にも、いろんな種類や段階があって、これは人の個性に大きな影響を及ぼしている。
簡単にストレス耐性が強い、弱いと言えるものではないようだ。
たとえば、何を言われてもストレスを感じない人がいるとしよう。そんな人いるとは思えないけど。こういう人は、ストレス耐性が強いと言っていい。
一方ストレスを受けやすいけども、ストレスを貯めないようにする技術が高いとか、発散の仕方がうまいという人もいるだろう。
これも一般的には、ストレス耐性が強いという範疇に入る。
上の2類型には、大きな違いがある。巨木と風をうけながす柳のようなものだ。どっちも風に強いことは間違いない。
ストレス耐性とは、この2点の組み合わせできまる。ストレス耐性が強い、弱いだけで見られているようだけども。
当初のストレスを受けやすいかどうか(ストレス感受性、繊細 or 豪胆・無神経)
ストレスの解消がうまいかどうか(ストレス貯留性)
それで、ストレスに弱い人というのは、ストレスに出会ったときに、だいたい以下の3つのパターンを取ると聞いた。
・落ち込む、泣く、怖がる
・逆ギレする
・思考停止する
デカい獣に襲われたりしたときと、同じ反応だ。
今、パワハラ案件で、自分と直接は関係ないのに、ものすごく怒りをまき散らす人がいるけど、あれは他人のことだけど、ものすごくストレスを感じてしまって、ストレスへの対応として、そうなってしまっているのだろうと思う。
そこには、正義という概念も入ってくるから、いろいろややこしくなる。
一方、そういう不正に対し、冷静に批評的に対応する人もいて、私はそういう立場には敬意を感じてしまう。
ストレス感受性が高すぎると、人間関係が複雑になって刺激の多い現代では生きづらいということになるだろう。江戸時代とかは、ほとんどの人が農民で、限られた人間関係しかなかったし、子供のころから個を殺す風潮の中にいて、そっちのほうが生きやすいという人もいただろうと思う。
ストレス感受性が低いといいように思えるけど、そういう人は、ミスや失敗をしても落ち込まないから、反省もなく、改善もなく、同じようなミスを繰り返したりすることにもつながる。
人間は、ストレス事象に対し、それが自分のミスに起因するものなら反省して改善することができる。ストレス感受性が高くても、そうしない人もいるかもしれないが。
ストレス感受性は、ある程度は個人の努力でなんとか修正できるが、大きく変えることは難しい。なんで結局、高すぎても低すぎても、不利であって、そのバランスがいいところにいる人が、有利ということになる。当たり前の結論になってしまった、、、
まぁ、でも、自分の感受性がどれくらいのところにあるか考えておくことと、自分がどうやってストレスを解消しがちなのかということを自覚しておくことは悪いことではないと思う。
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