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オムツをはきこなす

フェスでオムツは便利らしい

ありがたいことに、30年以上コピーライターの仕事をさせていただいている。ずーっと化粧品が仕事の中心で、これはこれで大好きな分野なのでうれしいことなのだが、もう少し新しい商品にも手を広げたい。これからを考え、できれば同年代やもっと上のシニアの皆さんに向けての商品、そう例えばオムツとか。

そんな話を、年下の同業者の友達にしていたら、「私はオムツをはいたことがあるよ。すごく自由だよー」「ロケの時とか、若い人でもはいてるらしいよ」「フェスの時もいいんだよ!」と思わぬ活用法を聞いてしまった。

そういえば、ここ数年でめちゃくちゃトイレが近くなっている。いつ何時切羽詰まるやも知れないので、外出先でトイレを見かけたら、したくなくても入る。非常にめんどくさい。「1度はいて出かけてみて!すごく楽だから〜」と心からすすめられ、やってみようかなと心が動く。3年前にちょっとした手術をしたのだが、その時に必要で買ったオムツが余っており、捨てるのがもったいなくてまだ持っているし。

カラーオムツはどうだろう

この間、ヨシッはいてみるか?と思ったのだが、なんとなく勇気が出ない。誰に見せるわけでもないし、ためらう理由もないのだが踏ん切れない。
何事も形から入るタイプなので、おしゃれなオムツが発売されれば、もっと抵抗なく身につけることができるかもしれない。水玉とかストライプとか、黒とかピンクとかのカラーオムツ。あっ、そういえば、ヘルタースケルターを書いた漫画家岡崎京子さんは、「女はいくつになっても心にレースをつけている」と言っていた。レースのついたオムツとかもいいんじゃないだろうか。

どうなるオムツチャレンジ

でもはいたとして、衆人環視の外出先で立ったままできるのか?うーん、どうなんだろう。開放感がありそうだが、想像できない。まだまだ、世間の常識というものに縛られている自分がいる。しかし、オムツがはきこなせたら、トイレいらずのかなりフリーダムな新しい日々が待っているはずだ。周りをどんどん引きずり込んで、「フリースタイルオムツの会」とかっていうオムツ啓蒙団体を作り、大勢で一気にオムツ生活に入るのもありか?

オムツ。新たなチャレンジだなー。



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