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結果を出す人には共通点がある。逆もまた然り。

ここ最近、いろんなスタッフを研修していた思ったこと。結果を出す人には共通点がある。
そしてその共通点がハッキリと分かってきた。ここ数年でたくさんのスタッフを教育した。自店舗のスタッフだけではなく、他店の新卒や中堅スタッフも。年齢も18歳から上は40代まで。
いろんな人と接する中で結果を出す人は以下の共通点がある。

・絶対に受かりたいという意志
・自発的に勉強、質問をする積極性
・自分の得意な分野、苦手な分野を把握している

仕事で結果を出す上で大切なことなんだけど、これができていない人が多い。
とりあえず入社から半年経ったんで社内検定を受けます、とかそんな気持ちで仕事している人は結果を出せずに終わるケースが多い。そしてそのまま辞めていく人も何人も見てきた。

僕が働く会社には社内検定制度ががある。技術や知識がどれくらい身についているかを社内資格として見える化したものだ。1級〜3級まである。
2級と3級は同じ試験内容で、試験の点数によって級が決まる。1級試験は2級保持者のみが受けることができる。

僕は眼鏡屋だから眼の知識や視力測定の正確性、加工やフレームの調整技術などが採点基準になる。資格保持者はコンタクトレンズの度数がー2.00と聞けば、その人のだいたいの裸眼の視力がわかるのはもちろん、機械を使わなくても乱視が入っているかを調べられる。今使っているメガネでどのくらいの距離まではっきり見ることができるか計算することもできる。そんな感じだ。

こういう社内資格はいろんな業態で実施されていると思う。僕の働く会社ではマニュアルがしっかりしていて研修制度もある。過去の試験問題も開示されていて勉強し放題だ。ある意味、本気でやれば誰でもすぐに合格できる環境が備わっている。

それでもやる人とやらない人がいる。
やらない人は何かと理由をつけてやらない。まだ自信がないとか、私にはまだ早いとかやる前からやらない理由探しを始める。そんなこと言っている間にやる気のある後輩に先を越されて、プライドが傷ついたとかよく分からないことを言い出す人も出てくる。実際に僕はそういう人を見てきた。

結果を出す人(今回は社内検定に絞って話す)は、まず自分が何ができていないか把握している。そしてそれを改善したいと自発的に相談してくる。
出勤前や休憩時間でも自分が分からないことがあれば、納得いくところまで勉強をしている。
そしてその行動ができるのは、絶対に受かりたいという意志があるから。

そもそも自分が選んでその職場で仕事をしているのに、入社から一年以上経っても自信がないとか言っている人は恥ずかしくないのかな。お客様から僕らは専門家(プロ)として見られているのに。そんな自信がないと言っている人から商品を買いたい、視力検査をされたいお客様がいるのかな。考えたら分かるよね。

寿司屋に行ってカウンターの中で寿司を握っているのに、自信がない表情の職人から寿司を出してもらいたい?
服を買いに行って、生地やアフターケアの質問をしてもハッキリと答えられないスタッフや店から服を買いたいと思う?僕は思わない。

それなら1日も早く技術や知識を身につけて、お客様に安心して選んでもらえるスタッフにならないといけないんじゃないかな。

堕落の始まりは思考の停滞。
現状維持は後退と同じ。

できない理由探しはやめて、どうやったらできるかを探そう。そういうスタッフが増えるように大切なことをしっかり伝えていこうと思う。



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