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ランサーズのパッケージ出品で実現できた「待ちの営業」

個人で働くなら営業がつきものです。当たり前ですが、自分で案件を獲得しなければ仕事がありません。

とは言え、フリーランスは労働力が限られています。可能であれば、クライアント側から声をかけてもらいたいもの。そこで活用したいのが「待ちの営業」です。

先日、ランサーズのパッケージがきっかけで新規のご依頼をいただきました。パッケージは、「商品を売る」だけでなく「営業ツール」としても効果があるようです

パッケージを見たクライアントから相談メッセージが届く

以前、「中小企業を取材しホームページの文章を作成する」というパッケージを出品しました。Web制作会社から取材案件を発注していただくのが狙いです。

出品後、あるクライアントから相談メッセージが届きました。アパートやマンション等にプロパンガスを提供する会社です。相談内容は、契約を結んだ不動産オーナーを取材し、“お客様の声”を記事にしてほしいというもの。

要するに、「ホームページの文章を作成する」というパッケージがきっかけで、「ガス会社のお客様インタビュー記事を作成する」という依頼をいただくことができたのです。

本案件は条件が合わず商談不成立でしたが、ランサーズのパッケージは、関連・類似案件を獲得できる営業ツールとしても効果を発揮しました

案件相談までにクライアントがたどった経路

クライアントは、どのような経路をたどって相談メッセージを送ったのか。「パッケージのアナリティクス」「プロフィールの足あと」「クライアントに聞いた話」から、以下の流入・相談ルートであることがわかりました。

① ランサーズにて、取材ライティングがテーマのパッケージを検索する
② 検索結果から気になるパッケージを複数抽出する
③ パッケージを出品しているライターのプロフィールを確認する
④ 依頼候補のライターを何人か選出する
⑤ 社内会議を開催し、依頼予定のライターを最終決定する
⑥ 最終決定したライターに相談メッセージを送る

クライアントは、最初から依頼内容に沿うライターを探していたわけではありません。おそらく、良さそうな取材ライターがいないか、漠然としたイメージでパッケージをチェックしていたのです。

言い換えると、出品さえしておけば、クライアントの目に留まる機会が多くなり、新規案件を獲得できるチャンスを増やせると考えられます

パッケージは「待ちの営業」に効果的

パッケージを出品したからと言って、必ずしも新規案件を獲得できるわけではありません。ですが、パッケージは競争相手が比較的少ないですし、クライアント側から声をかけてくれる可能性は十分あると思います。

「待ちの営業」で案件を獲得していけると、実務や事務作業等に使える時間が増え、フリーランスとして働きやすくなります

営業活動や販路拡大に悩まれているようでしたら、パッケージも活用しながら、より多くのクライアントにアプローチしてみてはいかがでしょうか。

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