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今年現地で会ったマスコットをひたすら誉めたりツッコんだりしていきたい件②関東編【マスコットは宝】

前回は北海道・東北編をお送りした今年出会ったマスコットの振り返り。
今回は関東編です。

北海道・東北編はこちら↓

ホーリーくん(水戸)

モチーフは龍。努力という言葉が最もよく似合うマスコットだと思っている。人気もますますつき、総選挙の順位も上昇し、特大ぬいぐるみの売れ行きも絶好調。仲良しの家臣赤兵衛(福島)とのコンビも人気でカレンダーも即日完売と勢いが加速。予算規模が決して大きくない水戸にとっても、今季のグッズ売上ではホーリーくんは大きく貢献していると言えるのでは。
秋田を応援している身としては、ブラウゴンとのドラゴンダービーの関係性が大好き。来季もぜひ、お互いにアウェー出張をしてほしい。

水戸といえばやはり黄門様。困ったときの印籠芸も健在
2年連続の「ドラゴンダービー」も絶好調
実にゆるいべえさん(家臣赤兵衛)との関係性

トッキー(栃木)

モチーフは猿。サントスにいてブレイクし始めたぐらいのネイマールのような黄色いモヒカンが特徴的。そして結構高身長でスタイル抜群ということに気がついた。
ヴィヴィくん(長崎)が大好きで、北関東ダービーやもののけ大集合以外での遠征は長崎のみ。もともと移籍もこのクラブ間では多いイメージ。スギ様(高杉亮太さん、現栃木強化部)の引退セレモニーも互いのスタジアムで実施してくれてありがとうございました。

近くで見ると高身長かつ屈強で強そう
大縄跳びではブラウゴンとの大縄回し役も買って出た。どちらもサプライヤーがATHLETA同士
モヒカン、一度さわってみたさはある

湯友(ザスパクサツ群馬)

モチーフは獅子。顔や肌が赤いのは温泉から誕生したから。
赤いせいで怒っているように見えるが、近くで見ると手が絶妙に短いのも相まって非常に可愛らしいので、過小評価されているように見える。
北関東のホーリーくん、トッキーとはピッチ内の熱さとは対象的に非常にフレンドリー。来シーズンの試合前の対決にも期待だ。

4月の秋田戦にて。歩くスピードがゆっくりなので写真いつも撮りやすい
同じ北関東の仲間のホーリーくんと
ブラウゴンに絡む。2019年から隔年で開幕戦を戦っている秋田と群馬。秋田には元群馬の選手も多数。来シーズンも三度目の開幕で相まみえることに

アルディ&ミーヤ(大宮アルディージャ)

モチーフはリス。Jリーグ屈指の仲良しカップルぶりは加速している。割とマイペースなアルディに対し、相変わらずの女王様というか、魔性の女というか、愛人感がすごいミーヤのバランスはいつも程よく釣り合っている。
ちなみに、未だに長崎サポーターのマスコット跳ばしではいつも照れて唯一跳ばされていない。

個人的にアルディがリヴェルンと仲良くして怒られていたツイートが好きです。

7月の秋田戦。「武蔵野銀行」のスポンサーマッチだったのでイメージキャラクターのポチャッコと一緒に
アウェーサポーターには愛人ぶりを遺憾なく発揮するミーヤ
VV!をやってくれた長崎戦。ヴィヴィくんにはちょっと刺激が強いキャラクターだけどまた共演してほしい

ジェフィ&ユニティ(ジェフユナイテッド千葉)

モチーフは秋田犬の兄弟。
いつも2匹とも絶妙にゆるい存在感でフクアリで歩き、踊っている。兄弟らしからぬ息の合わなさがまたゆるい。特にダンスをチアの人と踊っているときはお互いに自由すぎてそれが微笑ましい。
そしてみなちゃんはどこへ。コロナ後から全く姿を見せなくなったがそろそろ戻ってきてほしい。

長崎戦では盛大に跳ばされ、声出しNGながら太鼓のリズムに楽しそうにしっかりノッてくれた。

5月の秋田戦にて。ある意味「秋田ダービー」である
9月の長崎戦では盛大に跳ばされ、結構即興でのダンス力が高いことが発覚
ヴィヴィくんも参戦した長崎戦。尻尾を愛でられる

レイくん(柏レイソル)

モチーフは太陽王。ロシアとか東欧諸国の王子様顔。
ホーム日立台でアウェーのゴール裏に挨拶することはないものの、スマホを向ければバックスタンド近くにいても気づいてくれるいいやつ。持ちネタが3年たっても変わらない意志の強さと明るさが魅力。ウォーミングアップ中には選手よりピッチサイドでアップをするレフェリーに檄を飛ばす姿も日立台名物。
もっと近くで絡んでみたい。

シュウペイはいつもやってくれる
カメラさんとかレフェリーの皆さんとか、マスコット界屈指のコミュ力の高さ
今年はクラブ30年目の黒いユニフォームのときもあった。結構似合う。

東京ドロンパ(FC東京)

モチーフは狸。何をやらせても高水準でこなすJリーグ屈指の万能マスコット。
今シーズンもレベルの高いダンスや、夏には太鼓を叩いたり、底が知れないパフォーマンス力を遺憾なく発揮。シーズンオフには人力車にも乗っていた。
新国立での2試合の観客動員や花火などの演出力も高いFC東京において、その象徴としての活躍っぷりは来季も想像を飛び越えてきそうだ。

夏祭りの太鼓も叩けるとは、もうできないことなどないのでは
8月の清水戦にて(パルちゃんぬいぐるみは私物)
試合前のアウェイサポーターへの挨拶はいつも深々としている

リヴェルン&ヴェルディ君(東京ヴェルディ)

モチーフはリヴェルンが始祖鳥、ヴェルディ君がコンドル。
リヴェルンが2020年の5月に登場し早2年。昨シーズンからメインのマスコットになりますます自立し成長を遂げる。今シーズンは開幕戦のアウェイ長崎から出張するアクティブぶりを発揮。関東圏や甲府、WEリーグにも顔を出す。
大きいぶかぶかの帽子がトレードマークだが、もう落としても探さなくなるぐらい自由になったので、スタッフさんもいい意味で焦らなくなった。そして意外と足速い。

ヴェルディ君はリヴェルン誕生に伴い「名誉マスコット」に。親の立場で見守る。最近は体型も少しシュッとした?印象。ホームゲームでは不定期に顔を出す。長崎戦ではしっかりマスコット好きの多い長崎サポーターの需要に応え、しっかりと跳ばされる。

6月の天皇杯は等々力へ出張
ルンのポーズ
帽子が取れるとメロンパン

ふろん太&カブレラ&コムゾー&ワルンタ(川崎フロンターレ)

モチーフはふろん太がイルカ、カブレラは蕪、コムゾーは未来からやってきた男の子、ワルンタは謎。
等々力の試合前の彼らが円になって作り出す唯一無二の空間がとても好き。ふろん太は肩、カブレラは謎にスタイルがいい足、コムゾーは頭、ワルンタはダルさとそれぞれ目を引く特徴がわかりやすいのも好き。年々優勝したときの金色や、今年はPSG来日のときのフランスカラーなど、仮想?に磨きがかかるが、ちょっと怖いときがある。

試合前の光景。優しい世界
YMCAを踊る前のアメリカンスタイル。ふろん太似合う。カブレラはお子様ランチに入ってそう
たかたのゆめちゃん。カブレラの嫁としてもすっかり定着。かわいい
個人的にはコムゾーが一番好き。悩みなさそう
いつも漫才でセンターマイクに向かう春日ぐらい歩くの遅いワルンタ。今年は1回だけスタジアムで見られた
ふろん太はLTOのイベントにも参加し、J3のマスコットとも積極的に絡む

マリノス君&マリノスケ&マリン(横浜F・マリノス)

モチーフはカモメ。
マリノス君はマスコット界の鉄人の異名を持ち、Jリーグ開幕から活動しついに今季前人未到の500試合出場を達成した。マスコット総選挙でも第一位。チームもリーグ優勝と記録ラッシュの一年に。
マリノスケはそっくりさんと言われる扇原貴宏(神戸)が去っても?相変わらずの明るさと元気でマリノスだけではなくピッチ外のイベントにも多数出演。同じ横浜のベイスターズとのコラボでも活躍した。
そして今季彗星のごとく現れたマリンは帰国子女の設定。ホームで強いことから不敗神話も生まれ、仕草やサービス精神もアイドル並みに旺盛であることから「マリンプロ」の異名もつき、1年目にして強烈なインパクトを残した。来季は総選挙に出ればマリノス君、マリノスケに次ぐ3種のマスコットでの1位という記録にもなるが、果たして?

三者三様の様
唯一無二の鉄人、マリノス君
いかにも帰国子女感満載の出で立ちのマリン
ふろん太同様、LTOイベントにも参加したマリノスケ。ピッチ外の活躍ぶりも際立つ(それはゴミじゃないよ)

フリ丸(横浜FC)

モチーフは宇宙人。せいけ、じゃなかったマイナーチェンジを得て2年目、ますますパワーアップし愛らしいマスコットに。相方のようなれおっくん(スポンサーのレオックジャパンのマスコット)との名コンビぶりもピッチ内、TikTokとも目立つ。チームも1年でのJ1復帰を決め、Twitterでも多くの選手に撫でられたりどつかれたりする愛されキャラに。
2月の長崎戦ではヴィヴィくん相手にホスト役として評価をあげる。個人的にもかなり好感度上がりました。あのときはお世話になりました。

2月の長崎戦。丸顔大集合
6月の新潟との首位攻防戦を制してのガッツポーズ
LTOイベントで赤兵衛さんを手なづける

ハマピィ(YSCC横浜)

モチーフはオカピ。
デビュー2年目で今年はぬいぐるみもでき、いわきや松本など遠征や地元イベントにも顔を出し徐々に知名度もアップ。
私自身も松本戦で初めてあったが結構人懐っこい。LTOのイベントではヴィヴィくんを初めて多くのマスコットと交流した。
帽子、羽根と部分ごとに大きいので遠くから見てもわかりやすい。

3月の松本戦にて。大多数の松本サポーターにかわいがられる
LTOイベントにてヴィヴィくんと感動のご対面
羽根が大きいのでヴィヴィくんにもたくさん触られた

キングベル1世(湘南ベルマーレ)

モチーフは海の神様ポセイドンだが、おじいちゃんと言われがち。
基本的にどっしり構えて陽気。結構カメラ向けるとポーズのパターンが豊富で面白い。そしてポーズがだいぶ若い。
結構多忙らしく、「もののけ大集合」にオファーされるも出演できず、湘南ベルマーレのスタジアムMCの三村ロンドさんが代役となる。

警備員さんと仲がいい
若者のはやりは取り入れるタイプ
ハーフスイングチェックしてるキャッチャー感

ガミティ(SC相模原)

モチーフはガチョウ。Jリーグ唯一の「契約社員」マスコット。ヒヨコと間違えられることは多いが、「社員さん」の呼び名とアウェーサポーターとも距離が近い愛らしさは徐々に定着。昨シーズンのJ2での1年が大きかったとも言える。
相模原のボランティアの方が作るガミティぬいぐるみと相手マスコットの帽子の被り物のクオリティがいつも高くて驚かされる。来年も続けてほしい。

ガミティぬいぐるみにかぶせる相手マスコットの帽子。とてもクオリティが高い(これはホーム最終戦ということで今季作られたものの展示)
アウェーゴール裏にはいつも距離が近くに来てくれる
いわき戦ではハーマー&ドリーと共演。
初対面とは思えない息の合い具合で魅了

ご覧いただきありがとうございます。
次回で最後、甲信越〜西日本編で。

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