埋もれる人2

資格取得後、埋もれないための第一歩

こんにちは。
『企業内診断士の輪を広げる「楽しい」ブログ』つつがなく3周目を迎えております。
本日は、「1か月前から原稿を用意し始めるけれど、掲載前日に読み返したらなんか気に入らず、直前に3時間で書いた原稿に差し替える」という無駄な仕事ぶりを毎回発揮しているタガです。書くって難しい…!今回もよろしくお願いします。

先日、診断士協会のあるイベントに参加しました。その時に出会った、今年資格を取ったばかりの診断士の方が「企業内診断士として埋もれないためにはどうすればいいんでしょうねぇ…」なんで仰っていました。
たしかにこの資格、取るまでは大変ですが、資格取得後に活動を続けられず休眠手続きをとる人も意外と多いと聞きます。
「広く浅く」な資格であるため、いざ合格した後、どうやって活動していくか迷ってしまう人も多いのかもしれません。ましてや仕事や家庭などの制約がある企業内診断士にとって、資格を活かして継続して活動していくことは決して簡単なことではありません。

私が合格したばかりの頃、先輩方には、人脈を広げて診断士コミュニティの中に居場所を作ることようにアドバイスされました。例えば、研究会に入る、飲み会に積極的に参加する、自分の得意分野ややりたいことをアピールする…などです。これらは、1年目には特に意識して実行していましたし、おかげでいろいろな人とつながりができ、4年目の今の活動に繋がっています。

私はこれらに加えて、『なんらかの義務を負う活動に参加する』ことをオススメします。

研究会であれば、ただ出席するだけでなく運営側にまわってみる、診断士協会なら執行部に入ってみる…など、自分を「参加せざるを得ない状況」に追い込んでみるのです。

本来なら「大人なのだし、義務がなくても積極的に参加すべき!」というのが理想かもしれません。
しかし、人間のモチベーションには波があります。合格直後はやる気に溢れていろいろなことに積極的に参加できていても、本業が忙しくなったり、合格直後の熱が冷めてきたりすると、だんだん診断士活動に対するやる気が落ちてくる時期が来ます。なんだかんだと理由をつけて研究会を休みがちになり、診断士仲間とも疎遠になり、実務ポイントも貯まらず…。いったん活動から離れてしまうと、戻ってくるきっかけを探すのは簡単ではありません。
そうならないために「どんな事情があっても、この活動だけは必ずやる」というものをひとつ持っておくことをお薦めします。

といっても、大げさなものである必要は全くありません。研究会の事務局や協会の執行部はちょっと荷が重いなぁ…という方は、手始めにメール案内係や写真係など、負担はそれほど大きくないけれど、なくなったら困る役割を引き受けてみてはいかがでしょうか。
本業が忙しい時、モチベーションが下がった時でも、診断士活動と少しでも繋がりがあれば、やる気を取り戻した時に、活動に復帰するきっかけとなってくれるはずです。

せっかく取った資格、努力した自分を無駄にしないためにも、末永く使いこなしていきたいですね。

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