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元・採用担当が考える「採用担当って嫌なヤツなのか?」 (ボヤキ兼予告編)

こんにちは。タガックスです。
6月1日は新卒採用の選考解禁日ということで、ここ数日は学生の就職活動に関するニュースをちらほら見かけます。
解禁日が実際にどのくらい守られているかはさておき、就活年度の学生さんたちはしばらく慌ただしい期間が続くのでしょう。これから暑くなる中、慣れないスーツであちらこちら訪問するのは大変そうですが、体に気を付けて頑張ってもらいたいものです。
 
私も一昨年までの十数年は、この時期には学生さんを選考する採用担当側として忙しく働いていました。少ない材料で他人を判断する難しさ、相手の人生を左右する結論を出すプレッシャーなど、大変なことは数多くありましたが、面接の場で若い人たちの夢を聞くのは楽しかったし、なかにはこちらを唸らせるようなビジョンを語ってくれる学生さんもいて、私も学ぶことが多く、やりがいのある仕事でした。
 
一方、世間一般から見ると、企業の採用担当者は「学生を選ぶ側」として見られがちです。毎年、就職活動の時期には、弱い立場の学生さんを難解な質問で困らせたり、尊大な態度で威圧したりする、恐らくデフォルメされた採用担当者像がネットニュースやSNSで叩かれているのを目にすることがよくあります。
 
当本人としては「さすがにそんなひどい担当者は滅多にいないよ…」と思いつつ、特に学生さんにとっては怖い存在だというのは納得できます。選考で一生懸命アピールしたことに対してNG(不採用)を出す立場でもあるので、恨みを買っても仕方ないでしょう。
 
とはいえ、言われっぱなしも悔しいものがあります。普段はなかなか機会がありませんが、採用担当者が考えていることも知ってほしい!…ということで、次回は「採用担当って嫌なヤツなのか?」を当事者の口から語りたいと思います。ご期待ください!

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