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わたしの恋愛、結婚の条件。

家族のお話をする前に、恋愛のお話をしようと思う。

今回の話は、旦那さんも知らない話(笑)

◾️恋愛より仕事


私が“結婚”を意識し始めたのは、たしか25歳頃。

その当時の私は、バリバリの働きウーマン。

高校生のときに、“鍼灸師になって開業したい”という夢を描き、そのまま鍼灸師の資格が取れる大学へ進学。

その後は、“女性鍼灸師として、女性をサポートしたい!”と思い、女性専門の鍼灸院に就職した。

22歳から働きはじめ、まずは3年間は修行と思い、がむしゃらに働いた。

大学1年のときにに付き合っていた人とは、自分の夢に専念したいのを理由に別れたぐらい、私は夢を叶えたかった。


勤務先の鍼灸院は、“1人1人が経営者のつもりで働く”という考えで、治療の技術のほか、宣伝、広告から経理、新メニューの提案、リピートしてもらうための戦略、自己啓発セミナーの参加など、さまざまなことを学んだ。

おかげて、365日ほぼ仕事。

働き方改革が進められている現在では、考えられないぐらい働いていた。

でも、若かったからか、“開業”という夢があったからか、それだけ休みなく働いても、ちっとも辛くなく、楽しかった。

そりゃあ、悩んだり、涙したり、いろんなことあったけど、それでも楽しかった。

仕事が楽しすぎて、21歳の時に付き合っていた彼と別れ、4年の月日がいつの間にか経っていた。

仕事もいつの間にか古株になってきて、スタッフ育ても経験し、いろんなことを体験し、“まずは3年ここで修行”が過ぎる頃だった。

仕事と家の往復。

休みの日は、自己啓発のセミナー。

それだけでは、満足できない自分がいた。

「久しぶりに、恋愛がしたいな」

たしかに、そう思った。


◾️4年ぶりの恋愛。


年齢も25歳を迎える。

恋愛だけではなく、結婚考えれる相手を探したいな。

でも、仕事と家の往復では出逢いはない。

そこで、その当時、yafooのマッチングサイトがあり、それに登録してみた。

あんまり詳しく覚えてないが、住んでる場所、年齢、職業、年収、趣味などで見つけ、メッセージのやり取りをして、会うという流れだったと思う。

今でいう出会い系サイトだ。

実際、当時ハマっていた、お笑い仲間をmixiで探して、初めましての人と一緒に何回か行っていたので、そういう出会い系サイトに抵抗はなかったんだと思う。
また、騙されるなども考えもしなかった。

そんなんで、私もパソコンに向かい、相手探しを夜な夜な始めたのだ。

住まい
職業
年収

これらを吟味して、わたしが見つけたのは、電車で30分のところに住む、6歳年上の小児科医(勤務医)だった。

同じ医療系というのもあり、私が将来、開業しても力になってくれそうだし、なにかと話は会うのでは?
と思ったからだ。

あとは、結婚相手として、職業も年収も安心だし、親にも賛成してもらえそう?とも思った。

そして、実際会い、付き合い始めた。


◾️恋愛したのは…。


久しぶりの彼氏の誕生に、家と仕事場の往復に花が咲き、毎日が楽しくなった。

彼は若いのに、すでに持ち家もあり、立派な車もあり、デートのたびに車で送り迎え、専用の携帯も用意してくれた。

すごく華やかな日々にわたしの心は満たされていった。

…のは、最初だけだった。

何故?
と思うかもしれない。

条件には申し分にない彼。

でも、それ以上に、仕事の不満、愚痴がとても多かった。

今考えると、医療の緊張の現場の中、ストレスがたくさんあったんだと思う。
その当時のわたしも、そんな彼を受け止める器が小さかったんだなとも思う。


愚痴や不満じゃなくて、ただ、私は、将来に向かってワクワクすることや夢を話したかった。

そのとき、わかった。

わたしは、彼に恋愛していたのではなくて、彼の条件と恋愛していた。のだと。


そして、

わたしは、職業とか年収とかじゃなくて、夢を持っている人と恋愛、結婚したい!と。


そんなこんなで、4年ぶりの恋愛に幕を閉じたのである。

そして、幕を閉じる1週間前に
壮大な夢を持ってる、ある男性に出会うのは、また、別のお話。

#恋愛 #結婚 #結婚の条件 #仕事と恋愛 #家族 #コミックエッセイ大賞

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