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タガメ幼虫飼育〈1.2齢幼虫〉

 タガメの幼虫飼育は、とても難しいといわれ、ブリーダーでも、最多で成虫にできる確率が75%とも言われています。その理由は水質管理にあります。そのタガメの幼虫を、何匹羽化させられるか、記録を取りながら飼育することにしました。

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上図は、2018年6月27日午前10時、1齢幼虫の体に縞模様が現われ、上から見ても分かりにくくなっています。

1齢幼虫

早速家で繫殖させておいたオタマジャクシを与えてみると、すぐに捕まえ、食べ始めました。(扉写真)3cmほどの金魚も捕まえて食べていました。1齢幼虫の期間は3~4日。あっという間に2齢幼虫へと脱皮していきます。

1齢幼虫~2齢幼虫

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脱皮の様子を時系列に記録しました。
体をすぼめて殻から出てきました。(左の写真)

足も抜けて、後は呼吸管の部分だけになりました。この状態で一休みします。(中の写真)

完全に殻から抜けました。少し固まるのを待ちます。(右の写真)

脱皮したては黄色ですが、固まると黄緑色に色づいていきます。
下図は、1.2齢幼虫の脱皮殻の比較です。

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2齢幼虫

体長1.7㎝ほど。メダカをよく食べ、共食いもするようになってきました。
1齢幼虫にあった縞模様は消えて、黄緑色になりました。また、餌を食べる前は体の色が薄く、食べた後は濃くなります。

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上図は、メダカを捕食する幼虫です。

2018年7月4日
土曜日に買いに行った金魚(100匹)とメダカ(200匹)が残り10匹を切ってしまい、週末まで餌がもたなかったため、イカかマグロの刺身を試してみるといいだし、イカを与えてみました。しかし、水の汚れが激しかったです。

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下図は、共食いのシーンです。

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脱皮したては薄い黄緑色だったのが、今は濃い緑色のものが多いです。厚みも増してきたので、そろそろ3齢に脱皮するかもしれません。

1.2齢幼虫の飼育環境

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たらいやペットボトルに水草や鉢底ネットを入れて、今は集団飼育で飼っています。また、タガメの幼虫は勢いよくフンを飛ばすので、掃除が大変ということも分かりました。

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