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<初投稿>残留に希望が見えた福岡戦

こんにちは、今回初めて記事を書こうと思います。大学生のTAESOLです。

10月2日明治安田生命J1リーグ第31節清水エスパルスvsアビスパ福岡の熱い試合の感想を書こうと思います。

まずサポーターとしては、下の湘南と勝ち点2差。降格圏の徳島と勝ち点3つ差と悪い意味で凄くドキドキする試合が続いていました。データ的にみても今シーズンはこれまで2連敗が2回あっただけで連敗が決して多いわけではなく勝ちきれず引き分けという試合や何とか引き分けにした試合が多くあり気分的にも何とも言えない状況でした。そして前節神戸に2-0で惜しくも負けてしまい今節を迎えました。福岡はあの無敵と称された川崎に唯一黒星をつけたチームで直近5戦負けなしと好調の状態でした。

清水は4-4-2という今シーズン最も多く使われる形でこの試合に臨みました。しかし、前節と違い今節はカルリーニョスがスタメンに復帰し藤本も当然戻ってきました。そのことで鈴木唯人を相手に脅威を与えるジョーカーとして使うことが可能になりました。ただ、僕の推し選手である立田が2戦連続メンバー外であったことはショックでした。一方福岡は、DFラインに多少の選手の入れ替えやFWはファンマが累積で出場停止ということもあり清水に有利かと思ったがブルーノメンデスが復帰。決して簡単な相手ではないことは明確でした。試合開始からハイプレスとは行かずとも勝とうとする意識がすごく伝わるプレイが多くありました。藤本のプレスバックに幾度と助けられましたが、それ以上にホナウドの活躍には目を惹くものがありました。潰し屋とはまさにこの選手を言うでしょう。随所で相手の起点を潰していました。サンタナの守備意識も今までと比べて高かったと思います。攻められると言うシーンはあまりなかったと思います。杉本太郎にワンツーでうまく抜かれてバイタルから打たれたシーンはありましたがGKにとってあの位置からのシュートは密集していなかったため視野が確保でき周りが思う程怖くなかったというのがGK目線だと思います。このシーン以外福岡は何もできなかったと言えるぐらい清水の守備はここ最近で一番良かったしハードワークしていました。

しかし、僕が気になったのはやはり後半です。後半早々に相手はテンポ良く攻めに重点を置くようになりました。その出鼻を挫いた2点目がいい形で入りました。健太のピンポイントクロスからカルリーニョスのゴール。やはり昨年の健太の代名詞であるカットインミドルを捨ててまで右で使うロティーナの狙いはこれだったと明言するような形でのゴールでした。僕は健太のカットインミドルはJ1の中でもトップレベルだと思います。

ここで2-0とこちらのペースで試合を進める題材は揃いました。ここで重要なのは交代の切り方とGKの技量だと思います。イーブンボールを弾くのではなくキャッチし落ち着かせる。DFのクリアを出来るだけ正確に出来るだけ繋げるようにサポートをする。コーチングで安定させる。この3つをやはり僕が思いつくので権田は実践していました。ただ、欲を言えばもう少しキャッチから蹴るまでを遅くすれば落ち着くかなと思います。相手は交代で入ったジョンメリにハイボールを放り込む戦法をとってきました。徐々にその精度があがり恐怖の時間が始まります。シュートも増えてきて清水の時間が減っていきます。

そこでディサロに続いて投入したのが唯人でした。押し込まれた中で1人で状況を打開できる力をもつ唯人が投入されたということはまだ攻めるぞと言う監督の意思の表れでしょう。しかしやはり難しいものがあり相手は押し込んでいる状態で唯人と同サイドのサロモンソを下げ守備的な湯澤を投入してきます。いわば唯人を脅威に感じ守備を強化してもクルークスで十分というベンチの判断でしたがこれがまた清水にとってきつい時間が始まります。

セカンドボールを拾われクルークスからの徹底したサイド攻めでクロスが上がり危ないシーンが増えてしまいます。それに対して4-4のブロックをしっかりと組みましたがサイドからの揺さぶりで結果的にサイドチェンジになった形になってしまったためCB二枚の間に空間ができそこにボールが入ってしまい失点してしまいました。あの失点はコンパクトにブロックを作っていただけにやられたと言っても過言ではありません。ブロックはできていました。権田も勇気をもって飛び出しています。ただ、相手のジョンマリを褒めるしかありません。失点することは後半の福岡の出方をみてもある程度予測できていたと思います。ここからが正念場でした。失点してもすぐに交代するわけではなくしばらく押される時間を耐える選択を取りました。

85分のシーンは相手のクリアをジョンマリにいい形でクルークスに落とされ片山のスライディングにあたり渡にフィニッシュされたシーンがありました。これは原がワンフェイクで外されシュートにいかれたように見えますが、原もよく体勢を戻し一歩寄せてくれたと思います。交わされてしまったところばかり気になってしまいますがあの一歩が相手のショットをずらしたと言ってもいいと思います。原のナイスディフェンスです。原だけでなく松岡も最後まで追ってきているため焦らせたと思います。チーム全体としてなんとしても追加点を防ごうと走っていたと思います。

このシーン後に清水は3人替えをします。皇帝の復帰、ベテランの奥井の投入、心臓でありチームを締める竹内が投入されました。竹内は声を出して盛り上げ締めに向かって起点を潰しに走り回っていました。ジョンマリと奥井のマッチアップは多くの清水ファンの気持ちを代弁したかのように気持ちを前面に出したファイターでした。身長差がありながら立ち向かう!勇気を与えるプレーになったと思います。皇帝は相変わらず安定したプレイを見せてくれました。やはりこの男がDFラインに加わると安心と安定をもたらしてくれます。

95分のフリーキックも凄く恐ろしいシーンになりました。逆サイドまで振られて折り返し2度ゴール前を通過しています。GKにとって一番嫌なボールです。2度通る間に目線が中から切れてしまいます。ただここでそのGKの死界をディサロがゴールライン上に入ってカバーしてくれています。こう言ったプレイをしてくれる選手がいると本当に助かります。そのプレイで試合が終わりました。本当によかった!という声が漏れていました。そしてそのほかの試合の結果徳島も勝利してしまったものの降格圏と勝ち点5つ差と離すことができました。非常に大きい勝利であることに違いありません!ただまだ安心できないハラハラした日々が続きますが柏戦も勝てるよう応援したいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました
今後はもう少し短くできるように頑張ります!

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