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待っていたのは降格。

こんにちは、TAESOLです。
あっという間にシーズンが終わりnoteに自分の投稿してから一年が経ちこの時期になった。愛するクラブは2度目のJ2降格という厳しい結果に二日間SNSをまともに開けずにいた。ただ、一つ言えるのはある意味ここでクラブが今まで曖昧にしていた部分が改善されるのではないかとも思う。それは経営の部分ではなく、内部の部分。外からでしか見れないサポーターですら感じる不信感は恐らく当たっていると思う。

大隈さんがGMとしてやってきて多くの選手が移籍してきてくれた。賛否両論あれどレベルが高い選手ばかりで選手層はシーズンを重ねるごとに格段に上がっているのが目に見えてわかった。オリンピック候補だった原に加えて大分の絶対的CBの皇帝、若手筆頭の松岡など実績のある選手や期待の若手が加入してまさか降格するとはシーズン前には思わなかった。

ただ、結果降格した。選手揃えても勝てない。これが一番の教訓ではないかと思う。どこを観ても落ちる要素は選手に見つからない。後ろには代表GKの権田前には得点王サンタナ。どこに落ちる要素があるのだろうか。

求められるクラブとしてのビジョン

私が感じるのはやはりクラブとしてのビジョンが見えない事だ。我々は経営状態を外からしか見れないから言える事は少ないが、浦和やマリノスなどと比べうちはそんな金があるクラブじゃない。立ち回りから間違えてるような気がするのだ。鳥栖や柏と言ったクラブは育成がうまくて足りない所を助っ人で埋めている。これこそうちが本来目指すべきクラブ像なのではないかと。ユースはユースで分けられているように感じる。ユースは勝てばいい結果を残せばいい。これは私の考えでは間違いで、ユースはトップチームで戦えるスペシャリストを育成していくいわばそのクラブのサッカーの体現者にならなければならないと思うのだ。そのために必要なのはやはり、クラブとしてのビジョンとオリジナルのサッカーである。カウンターを狙う堅守速攻を目指すのか90分間通してボールを保持するポゼッションサッカーを目指すのか。これが決まらなければユースも育成できず、来た選手もそれに合わなかったら意味がない。

J2に落ちた今必要なのは現選手の保持よりも先に、来季だけでなく今後10年どのサッカーでやり抜くのかだと思う。コロコロ監督を変えその監督のエッセンスを加えても土台がなければジェンガのように穴だらけでただ上に積み重なるだけだ。そして今回のように崩れ落ちることを繰り返すと思う。

J2に落ちた事を良しと思う心などない。あるはずがないが、ただそれと同時に今までJ1に残っていたから曖昧にされ続けていた部分をここで全て清算して一年で戻りJ1の中で戦い抜けるクラブになってほしいと本気で思う。21歳のガキがいえる事ではないが、死ぬまで愛せる愛されるクラブであって欲しい。

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