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7月4日。昼頃。疲れが取れないままに。

令和5年 7月4日。 昼頃、 眠気が 取れないままに。

( 夫は 訪問看護を一人でこなし、 私が起きてくるまで 起きていてくれた。 疲れで 昼過ぎまで 眠っていた 私は、 起きてきても 2時間経つのに 未だに目が覚めず、 14時。 短い言葉を交わして、 夫は昼寝しに 寝室へ行った)

目も開かず 頭蓋の中は 鉛なり 聞く 言の葉もわれは 拾えず

さまざまな SNSの 表示のみ 次々と 来る スマートフォン かな

君の姿 君が向けたる 表情も 君の言葉も 靄がかかりて

限られし このひとときの逢瀬なり なれどわが身は 混濁のまま

目も開かず 耳にも 蓋がされたよでかすみの 奥の 君に届かず

交わらん 交わりたしや 言の葉の 空漠の 時 無為に 流るる

君の笑み われ 振り返ることもなく ただ困憊に 苦悶するのみ

君の言う 心づくしのやさしさが なぜに届かん 遠く聞こえて

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29字
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25歳 上の夫(令和5年、77歳。重篤な基礎疾患があります)と私との最後の「青春」の日々を綴ります。

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