『正常』~統合失調症・病者として日々思う溝~

『 正常であること』

『 社会規範や 通念』

それらの 真似事を、 必死で考え、 必死で行う。

それが、 日々である。

自分と言う 物が ばらけて、 『人』の 鎧が 自分から はがれてしまった時、 死が訪れる。

私の言葉は本当は、 地球にはない言葉なのだ。

必死に必死に、 辻褄合わせと 、 取り繕いを、 『 人間の』言葉でやっている。

『 人間の』 思考形態。

その模倣の難しさ。

自分の中の狂気をおさえて、 まねっこのまねっこ！

私が私の言葉で話した時、 全ての関係が終わり、 私は理解されることなく、 また精神病院に逆戻りする。

襲い掛かってくる たくさんの『 正常』。

その大きな溝。

たくさんの『正常』が 体を貫き。

ズタズタになる。

私は 地球の 人の思考で、 地球の言葉を話すのは、 這々の体なんだ。

常に頭を動かして、 自分を翻訳しなければならない。

その過重労働で、 時には 綻びる。

私の、 私の『 言語』で、 呟いたら最後。

私を待っているのは、 精神病院か 断頭台だ。