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8.30現在の近況

 カルピスを飲んだ真夏日にコロナを患い、仕事に復帰してから1週間と少しになるが、未だに味覚と嗅覚が微妙に機能していない。

 発症してからお粥やらアイスやらを摂取していて、頭痛と3日目辺りからは喉の痛みに苦しんだものの、味覚は正常だなと思っていた。

 自宅待機の期間を終えて食事の内容も普段のものに戻したが、目玉焼きを白米に乗せて朝ごはんにしたら、卵の味がわからず驚いた。

 味覚障害って味覚が皆無になるかと思いきや、そうではないのね…。目玉焼きで言うと、塩の味はわかるが油の香ばしい風味や卵黄の濃い味がわからない。

 風味がわからないというところで、鼻もほぼ利いていないことに気付いた。鼻が詰まっているわけではないので不思議な感覚。

 正常に機能しなくなって初めて、香りも味の内ということを体感した。味がわかるもの、わからないものの判別はわからないが、基本素材の味は認識できていなかった。

これは困ったぞと。

美味しいものを食べるというのは生きている中で楽しみとしていることの多くを占めていて、友達と遊ぶとなっても「一緒に何を食べようかしら」と食べることが頭についてまわる。

友人宅で作ったポテトパン。ふかしたじゃがいもを
混ぜ込んでいて、オリーブオイルと塩をふって焼いた。


時折やって来るどうしようもなくしんどい時には、人が丁寧に作ったとわかるものを食べに行き、心と腹を満たして落ち着かせるということをしていた。美味しく食べる為に生きていると言っても過言では無い。一大事である。

一番美味しいチーズケーキ

 
別の話だが、少し前にごはんを食べながら泣き、布団に入って寝るぞというタイミングでまた泣いた。その日と翌日までなんでこんなに苦しいのかという思考で頭が埋まっていたが、ストレスの発散する術が見当たらなかったんだろうなと思う。

 亜鉛のサプリを飲んだりしていたら、完全に味がわかる食べ物も増えてきた。(本当に以前と同じようにわかっているかというと自信が無いが。)
味噌汁の出汁の味がわかる。嬉しい。

 ちゃんと味もわからないのに外食するのももったいないな、と思ってしばらくしていなかったが今日は試しにラーメンを食べに行ってみる。


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