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生い立ち10〜28歳から30歳〜

28歳から30歳

37年間の人生で
最も心がぽっかり空いていた時期がこの時期だと思います。
今も孤独感から解放されて
心が満たされることはないのですが、
この時期は本当に“無“でした。
何かしら楽しいことや嬉しいことはあったはずなのですが、
思い出せないんですよね。
きっと心に蓋をして
生きていたのだと思います。
寂しい感情や孤独感を閉じ込めて…
出来るだけ何も見ないように
ただ毎日息をしているだけ。
今思うと息もできていなかったかもしれません。
この時期の心の状態から比べると、
今はだいぶ孤独心と向き合えるようになってきたと感じます。
けして私の心から孤独感がなくなることはないのだろうけど…。
今のところは。

大阪に出てきてから2度転職をし、
友人のアルバイト先を紹介してもらって
携帯アクセサリー屋さんで働いていました。
ゆるいバイト先だったので
そんなに体力や精神が疲れることもなく、
ちょうどもう少し生活費に余裕が欲しかったため、
掛け持ちのアルバイトを探すことにしました。
深夜帯でシフト自由を条件に探していたところ
タイ式マッサージの求人が目に止まり、
掛け持ちでアルバイトを始めました。
いわゆるひっかけ求人だったのだと思います。
タイ式マッサージで働きだすと
“姉妹店のマッサージ店のヘルプにも行ってもらえる?”と言われ、
メンズエステのお店でもヘルプで働いていました。
これがメンエス業界への入口でした。
特殊な業種のためオススメはしませんが、
当時の心が壊れかけていた私には
抵抗なく仕切りを跨ぐことが出来ました。
メンエス業界での経験も
また改めて記事にしようと思っております。
あまりオープンにお話しずらい内容になるかと思いますので、
有料記事にさせて頂く予定でございます。
この手の業界のお話が
必要な方だけに届けばいいかなと思っております。
私の人生の中でメンエスのお仕事に出会ったことは、
ありがたいことでした。
しかしメンエス業界を経験したからこそ
皆様に胸を張ってオススメできる職種ではないことも確かです。
できることならば通らない方がいいです。
でも何かの縁でこの手のお仕事に就かれる方もいると思います。
きっと何かを背負ってらっしゃる方が多いのではないかなと。
そんな方に向けた記事が書ければと考えております。

27歳の頃に母を亡くして、
その2年後によっこちゃん(叔母)、
そしてその1年後に祖父が亡くなりました。
病死なので仕方がないことなのですが、
さすがに立て続けに家族が亡くなると、
心はついていけませんでした。
私の性格や考え方、生き方は
この時期あたりから歪みを帯びたままです。
もう元に戻ることはないだろうし、
受け入れる方が楽なので
真っ当に生きることを放棄しました。
今はやっと表から見える面は
取り繕えていると思います。
しかしこの時期はそれさえもできていませんでした。
リストカットなどの自傷行為は
痛みが苦手だったためしなかったものの、
自分を傷つけたいという衝動に駆られました。
その結果、
当時私はたくさんの異性と体の関係を持っていました。
体を傷つけている感覚を味わうためと
一時的な寂しさの紛らわしのためでした。
そんなことをしても何も解決はしないのに。
全く前進はしないし、
なんなら後退しているレベルです。わら。
そんなこと自分でもわかっている。
でも何もできないし、何もしたくない。
何も見たくないし、何も聞きたくない。
そんな日々を何年か過ごしていました。
今ちょうどそんな状況で過ごしている方が
おられるかもしれません。
その傷は治らないかもしれないです。
暗闇から抜け出すまでに
あとどれくらいかかるかもわかりません。
でも大丈夫です。
いつかは片足引きずりながらでも歩けるようになります。
私もまだ片足を引きずっている状態です。
一緒に歩く練習をしましょう。
一生片足を引きずっている状態のままならば
支え合っていきましょう。
私も同じです。
助け合いましょう。
同じ痛みがわかる相手同士なら
何も遠慮をすることはありません。

今日は天気がいいです。
まずは窓を開けて
大きく息を吸いましょう:)


生い立ち11〜31歳から36歳〜へ続く…

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