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奈良県十津川村・玉置神社 2019年7月29日参拝

小説を書かねば…と思いつつ。
少々「写真」にハマり気味なので、過去に撮った画像を引っ張り出しました。

昨年7月にお参りした、奈良県十津川・玉置神社です。
広い広い奈良県の、南のあたり。

奈良県・和歌山県・三重県の県境付近に、玉置神社はあります。

我が家からは京奈和自動車道・五條ICを経てR370→R168へと進みます。
車でだいたい3時間くらいかな。

玉置神社は、「神様に呼ばれないとお参りできない」みたいなことが、まことしやかに囁かれる神社です。

いざお参りに行こう、と思っても…
神様が「ダメ」だと思ったら、何かのさわりがあって、お参りできないんだそうな。

信じていませんが。
私はいつも、思い立ったが吉日。

あと、あまりにも神秘的な所すぎて、「ナビが狂う」んだそうです。
…単純に、山奥すぎてナビの通信が狂うだけです。

まぁ、そのように言われるくらい、神秘的な神社であることは、間違いありません。

【神社概要】

玉置神社は大峰山脈の南端に位置する標高1,076mの玉置山の山頂近くに鎮座し神武天皇御東征の途上として伝承されています。

創立は紀元前三十七年第十代崇神天皇の御宇に王城火防鎮護と悪魔退散のため早玉神を奉祀したことに始まると伝えられています。

古くより熊野から吉野に至る熊野・大峰修験の行場の一つとされ、平安時代には神仏混淆となり玉置三所権現または熊野三山の奥院と称せられ霊場として栄えました。

(玉置神社HPより)

まずは駐車場に車を止めて、参道を歩きます。

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鳥居をくぐり、しばらく歩きます。

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参道は自然であふれています。
緑が鮮やかですね。

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途中から、少々階段が続きます。
看板にある「左の道」は、なだらかな参道となっています。

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前を歩いているのは、夫です。

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標高が高いので、夏でも涼しく感じます。

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拝殿到着。

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拝殿で、手を合わせます。

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本社のご祭神は、

国常立尊(くにとこたちのみこと)
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
伊弉冊尊(いざなみのみこと)
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
神日本磐余彦尊(かむやまといわれひこのみこと)

…となっています。

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境内の摂社。
背後には、大きな杉の木が。

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境内・大日堂社。
大日如来さんが祀られています。

「大日如来」は、仏教の仏様です。
真言密教において、唯一最高の仏様とされています。

神社なのに、大日如来さん。
このあたり、熊野信仰と密教のつながりを感じますね。

摂社の裏手に回ると…
巨大な杉の木があります。

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根元から2本の杉が生えている、夫婦杉。
夫婦円満を願って、幹に触れてきました。

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樹齢どのくらいなんだろう。
とても大きな木です。

しかし…
さらにすごいのが…

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「神代杉(しんだいすぎ)」です。
幹の周りは8.5メートル。
樹齢は3千年!!!

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…デカい。
すごい。
とてつもない生命力を感じました。

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社務所のあたりに、イワヒバが生えていました。
空気が乾燥すると、丸まるんだそうです。
この日は雨上がりだったので、緑がきれいでした。

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サツキの花に、カラスアゲハの姿がありました。

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黒い羽根に、鮮やかなオレンジとブルー。 

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めっちゃキレイ!!!
手前の葉っぱで羽の一部が隠れたのが、残念。

でも、街中ではめったに見ることのできない姿が見れて、幸せ。

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夫と二人で、「玉石社」を目指しました。
そのまま参道を進むと、玉置山山頂に到着するそうですが…
行ったことはありません。

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木の洞(うろ)に、小さなお地蔵さんが。

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参道は急な階段になっています。
休み休み上らないと、息が上がってしまいます。
夫はスタスタと上っていますが。

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玉置神社・玉石社です。
この、白い玉石がご神体です。

古代、神武東征以前から熊野磐座信仰の一つとして崇められてきた玉石は、 玉置神社本殿と玉置山頂上中程に鎮座します。
社殿がなくご神体の玉石に礼拝する古代の信仰様式を残しています。

玉置神社の基となったのが、この玉石社と伝えられ、玉石に宝珠や神宝を 鎮めて祈願したと伝わっています。

大峯修験道では、玉石社を聖地と崇め、本殿に先んじて礼拝するのが習わしと なっています。

聖地!!!

さて、お参りを済ませ、下山しました。
この日の昼食は、国道沿いにある「道の駅 十津川郷」にて。

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十津川を見下ろす窓際に座り、おそばをいただきました。

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私はざるそばを。

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夫は梅おろしそばを。
夏はざるそばに限りますな。

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道の駅十津川郷には、天然温泉の「足湯」があります。

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夫と、足の疲れを癒しました。
右が私、左が夫です。

夫の方が、脚が細い。
私、脚だけは自信があるのに…
それでも夫の方が細い。

山奥にある神秘の神社、玉置神社…
興味のある方は、ぜひ訪れてみてください。


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