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🔰ちり鍋の句

1🔰ちり鍋の薬味刻みて帰り待つ

2🔰てっちりに積もる話が弾む夜

3🔰ちり鍋の雑炊うたげの余韻かな

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【1】
夫は、とにかく「鍋物」が好きです。
寒い時期は、鍋にしておけば文句は出ないという、ありがたい人です。

そんな夫は、とにかく「薬味」を重視します。
調理師資格を持ち、かつて割烹や寿司屋で仕事をしたこともある夫。
「薬味が大事やねん」と、よく言います。

ですので私は、いつも大量の薬味を準備します。
ネギを刻みながら、夫の帰りを待つ…
そんな感じです。

【2】
コロナ禍の前は、仲のいい飲み友達が年に1度集まり、鍋を囲んで忘年会をしていました。
ところが、昨年はそれもできなくなりました。

今年は久しぶりに、忘年会があります。
てっちり&飲み放題。
積もる話を弾ませてこようと思います。

【3】
2の俳句の続きのようなものです。
てっちりを囲んで、さんざん飲んで食べた後の、締めの雑炊。

フグのだしが出て、これがまた絶品なんです。
楽しかった宴の余韻、そんな感じです。

***

私はふだん、「詠みたいこと」を先に決め、後から季語を付けることが多いです。
なので、「季語から入る」という作り方に、まだ慣れておりません(^_^;)

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