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やってみよう!親子で回想法のコツ①/「ルール」 一番大切なのはコレです。

親子で回想法の第二弾「親子で回想法をするときのコツ」をご紹介します!

今日は1回目。まず実施する前に知っておいて欲しい「回想法のルール」から始めます。



回想法の種類

回想法は大きく分けて二つ、グループ回想法と個人回想法に分けられます。グループ回想法はグループを対象に行うもの、個人回想法は1対1で行なうものになります。

親子の回想法は個人回想法に入りますので、今回は、個人回想法のやり方を中心に書いていきます。


回想法のルール

基本的に、グループも個人も共通したルールがあります。

・個人の尊厳を尊重すること
・記憶や話の内容の正誤にこだわらないこと
・無理に聞き出そうとしないこと
・本人の許可なく他言しないこと

これらのルールは家族であっても守ることが大切ですね。

親子だとなあなあになってしまいがちですが、これは互いの尊厳を守り気持ちよく実施するためには必要なことです。

加えて、尊厳を守るのは話の中に登場した人たち(例えば親類など)に対しても同様ですので配慮することを忘れないようにして下さいね。

親子で行う場合、一番気をつけることは「感情的になってもめたりしない」(いわゆる親子げんかにならない様にする)こと。

その為には、ある程度の冷静さや気持ちのゆとりが必要になります。その自信が無い場合は、今はまだタイミングではないかもしれません。

また、親子だから話したく無い(話さない方がいい)こともありますので要注意です(ぼやかしておいた方がいいこともありますから…)。

人によっては過去の回想を好まない人・避けたい人などもいますので、本人の意思を確認し尊重することも大切になります。

追記:
どうかなあと悩んでいる方は、お互いに負担がかからない形で気軽に始めて様子を見てみるのも手です。

気持ちを楽に、無理はしないで楽しくが良いと思いますよ😊


次回は「回想法のテーマ」です。


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