つねに「目的」を中心に

最近ホームページの改修を考えたり
LINEやアプリの検討をしているときに
「手段が目的化しないようにしないと」
と気をつけるようにしています。

お店の情報発信をする! 
お得なクーポンを発行する! 
とかを目的にしちゃいそうになりますが

これは全て「手段」です!


服が欲しいなーとおもってネットで探していた方に
明日お店に見に行きたい!と思ってもらいたい!

福田屋にいこうか?別の店にいこうか?迷っている方に、今週は福田屋でにしよう!と思ってもらいたい!

こっちが目的です。

ここでいっている「目的」とは
「どういう風にしたくて(なりたくて)、それをするのか」
という「やる意義」みたいなことなのですが

僕らのやる施策や、プロジェクトを通して
「誰に、どう思ってもらいたいのか?」
と考えた方が整理しやすいかもしれません。

そして、その目的を実現するために、
いくつかの「手段」があるはずですが
よく、その手段自体が目的になりがちです。

ちょっとわかりにくいかもですが例です。

■例①

・目的:
あまり福田屋に来たことのないワカモノに
次の週末に行ってみよう
と思ってもらう。

・手段:
ワカモノ向けの催事をやる
それをSNSでも宣伝する

※これが
「ワカモノ向けの催事をやることが目的です」
「SNSで宣伝することが目的です」
となりがち。

■例②

・目的
働く人と、その家族に
この会社に長く勤めたい
と思ってもらう

・手段
社員限定のイベントをやる
全員にクリスマスケーキをプレゼントする

※これが
「ファミリーデーを開催することが目的です!」
「ケーキをプレゼントすることが目的です!」
となりがち。

■例③

・目的
他の部署の方が、協力しやすい状態をつくる

・手段
色んな情報を発信する
資料をきれいにまとめる

※これが
「情報発信が目的です!」
「きれいな資料をつくることが目的です!」
となりがち。

これは極端な例かもしれませんが
最初にしっかり目的を整理して、
最後まで貫いていないと
いとも簡単に「手段」が目的にすり替わってしまいます。

「手段(〇〇をやること)」が目的になると
それを達成したあとに
「良かったんだっけ?悪かったんだっけ?」
となってしまい

次につながりません。


デジタルの施策に限らず
全ての施策、プロジェクト、はたまた個人的な仕事
何をするにしても「目的」を中心に考える。
そして最後まで目的を貫くようにしたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?