見習いコーチ、練習メニューをやってみた。
先週考えた小学3年生のミニラグビー合同練習のメニューをやってみた。
練習メニューは以下で、2時間の合同練習。
体操。ストレッチ。体幹。
ランニング。ハンドリング。ステップ。
パス&キャッチ。ランパス。
タックル。ダウンボール。オーバー。
タッチラグビー
最初から
直前まで前の人がグランドを使っている。。。やっと、出て行ってくれたかと思えば、サッカーゴールが練習コートに放置。。。うーん。運ぶしかない。軽いタイプのサッカーゴールであることは、30年以上もサッカーをやっているので、一眼でわかったけど、流石に四隅を大人が持たないと運べない。パッと目に入った大人に声をかけて、最小4人でサッカーゴールを端っこに運ぶ。やっと運び終わり、グランドを見渡すと、あれ!?、コートサイズが思ったより小さい。こうなったら、こじんまりとした感じにやってみるしかない。と、バタバタで、サッカーゴールの片付けとグランド作成、さらにビブスやタックルバックなど、必要な用具をコートの近くに運んだりと、20分程度費やしてしまった。
合同練習終了まで、残り1時間40分。
子供達がいない。。。
やっと合同練習できるコートは準備した。さ、「子供達おいで!Come on!」と思ったら、いない。。。遠くを見れば、あららー、楽しそうにカオス状態で遊んでいらっしゃる。。。今回は、3チームでの合同練習なので、自分たちのチームのメンバーはわかるけど、他のチームのメンバーがわからない。うーん。集まるのを待つしかない。待とう!
徐々に集まってきた。合同練習終了まで、残り1時間30分。
挨拶と準備体操
3チームでの初めての合同練習なので、最初の挨拶も重要とみんなで自己紹介。挨拶も終え、準備体操をスキップして、一気に練習を開始しようと考えた。これは、実は、最初のサッカーゴールを運んだり、コートを作ったりしているときに、2チームは準備体操を済ましていて、さらにランニングとかもやっていたので、一気に本格的な練習に入れると思っていた。
ところが、残りの1チームは、何もしておらず、到着したばっかりぐらいの感じ。あちゃー、それだったら、準備体操からやらないと判断。もし、怪我とかしたら可哀想だしね。「いち、に、さん、しー」と準備体操を声を出して盛り上げていくと、すでに準備体操をした子供からは、「もうやったし」と不満囂々。「まー、そう言わずにやってくださいよ」と思いながら、もう一つ大きな声で「いち、に、さん、しー」と声を出してみた。
合同練習終了まで、残り1時間20分。
メニューに沿って
準備運動も終え、練習メニューに沿って、ストレッチ。体幹。と進めていくと、なんか、思ったより時間がかかる。うーん。やばい!時間がない。こうなったら、「端折る(Short Cut)」作戦を実行だ!PDCAなんか、やっている場合じゃない。
端折る
時間を優先し、効率重視で端折る。そのためには、何を今回のゴールとするか?目標以外の優先度の低いものをカットする。このプロセスを頭の中で考える。直感しかない。自問自答をする、今日のゴールは?
安全で、楽しむ!そして、未来に繋げる。
つまり、「今日、楽しかったね!また、やりたいね」って帰ってもらう。
これでしょう。そのためには、できることをやらせて褒める。ちょっと難しいことに挑戦させて、挑戦することを褒める。これだと思うんだけど、初めての合同練習のために、どのレベルができるのか、どのレベルができないのか、どういう経験を持っているのか?わからない。うーん。簡単なことからやらせていきながら、みていくしかない。
大幅計画変更
まずは、レベル確認のために、ハンドリングをやらせる。「うん。」基礎的な部分は問題ないと確信。これなら準備した計画をカット、カット。できる。
合同練習終了まで、残り1時間。
ランパスを10分、タックルを10分、タッチラグビーを40分。
救世主
練習はまずやってみせる。これが重要と考えている。4人でランパスをやってみて説明したいんだけど、即席コーチのために連携も悪い。それをみかねたのか、自分のスクールの子供たちが、「手本をやるよ!」と言ってくれた!Thank you!!さらに、見たことのないほど、スムーズに手本をやってくれた。Thank you!子供たちが救世主に見えた。
タックルでも、子供達は救世主だった。無茶振りをすると、手本をやってくれた。このように、助けられスムーズに練習は進み、最後のタッチラグビーを残すのみとなった。
合同練習終了まで、残り40分。
最後の誤算
時間は十分に残した。最後、楽しくタッチラグビーをやってもらおう!そして、今日の目標を達成しようと思った。そうすると、誤算情報が入ってくる。グランドを出るのを含めて合計2時間とのこと。つまり、片付け、最後の全体挨拶含めて2時間。だから、20分前に合同練習は終了しないといけない。「えっ!?まじ!?」、上の合同練習終了まで、残り40分ではなく、20分。。。
ここは、前向きに捉えるしかない。ダラダラ40分にならずに、コンパクト集中で、20分でタッチラグビーをする。チームは4つに分けて、グダグダを避けるために、コーチを一つのチームに一人入ってもらうことで、締める。そして、集中させるために(本当はタイムプレッシャーで)試合時間は2分。2分✖️6試合の12分で実施。チーム入替とかで賞味18分程度でグダグダもなく終了。
最後の誤算はあったけど、試合内容は、2分と短かったのもあり、集中力はあった。ある意味、最後の誤算は、いい方向に転じたと感じた。
まとめ
色々とあったけど、体験できたことは以下と思っている。
準備の通りに事は進まない事はあっても、準備をしていたからこそ、別の展開を瞬時に変えることができた。
目標を明確にしておくと、判断がしやすい。
身近に救世主は実はいる。
誤算があっても、落ち着いて状況を判断できれば、対応できる。
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