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奏墨日記

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画家・浦正のこころの中に浮かんだことの覚え書き
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#今を生きる

ピプノセラピーを受けて15年経った今

●15年前の2007年に一度だけピプノセラピーを受けました ピプノセラピーはセラピストの誘導によって催眠状態に入り、自ら潜在意識下にある前世の記憶までさかのぼって、魂レベルのトラウマの原因を知ったり、今世に影響する不可解な負の感覚を根本から癒したり、今世に生まれた目的や意味を知ることができる催眠療法です。 僕はある時代に生まれた前世の自分の一生をはっきりと思い出しました。 そのおかげで、今世において意味不明に自分の心を苦しめる感覚や、現実に起こる嫌な事象の因果や、自らの思

もう一人の自分(左脳理解不可能なお話)

今朝の瞑想🧘‍♂️は不思議だった。 今朝もいつものように瞑想をして40分くらい経ったころのこと… さて今日はそろそろ終わろうと深呼吸をしていたとき… 心に1人の若い男が現れた。 彼は冷たい目をして、物言いたげに僕をみている。 僕は瞑想を終わろうとしていたのでそのまま彼のイメージを流そうと思ったけれど、なんとも胸のあたりが重苦しく感じたので、再び瞑想状態に入って彼と向き合うことにした。 彼は僕に対して正面を向かない。 批判的で、卑屈で不快なオーラを感じると同時に、拗ね

Two of Us / sympathy ~ 共振 ~

私は昔、狐があまり好きになれませんでした... いえ、、正直に言うととても恐れて嫌悪していました。 その頃の私が抱いていた狐の印象はこんな感じです。 狐は怪しくて、ずる賢くて、卑怯者。 妖力を使って人を騙して、取り憑いて災いをもたらす魔獣。 全く不可解で、触らぬ神に祟りなし。 お稲荷さんも狐狗狸さんもクワバラクワバラ... しかし15年ほど前に私は突然目が覚めました。 狐に対する全ての悪しきイメージは嘘っぱちのでっち上げで、それは誰かが捏造した印象操作のプロパ

過去も未来も忘れて「今」に夢中でいたときに生まれた心の動物たち

今年は絵描きを生業にして30周年、独立して20周年です。 振り返れば長い年月ですが、二十歳の頃も今も一所懸命に描くことに向き合うエネルギーは全く変わっていなくて、我ながらよく飽きずに続けてこれたと感心します。 将来の展望など全く見えない絵描き人生は、明確な人生設計も余裕もなく、ただ今ここに全力を注ぐことを最重要とし、常に崖っぷちでも下を見ずに空を見続けるというシンプル且つクレイジーなライフプランです。 小舟に妻子を乗せて大海に漕ぎ出す無謀な人生航路ではありますが、たくさんの

ミソカモウデ

三十日詣 毎月三十日は 氏神様に会いに行き 願い事を一切せずに 心静かに賽銭を入れ 今月起きた嬉しかったことや 幸せだったこと 有り難かったことを 一つ一つ思い出しながら 一つ一つのお導きに 心からの感謝を宣べる たったそれだけで 必ず人生が好転するとしたら 本気でやる人は どれくらいいるだろう 非科学的だと一笑に伏す者 人目を気にして逡巡する者 彼らが逆に滑稽に見える時代が来る 目に見えないものごとは はじめはただ信じるしかなく 当然