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2024年7月20日〜7月26日

土日月と働き詰めだったので、振り返りが遅れました。

  • 某会合に欠席の返信

  • 注釈下請法・フリーランス法の確認

  • 某Abstract

  • 秋学期の授業のシラバスを書く

  • 何かを発注

  • 「現代と法」

  • 公正取引協会セミナー

  • 「支払期日」は「○月○日まで」ではダメなのか

某会合に欠席の返信

某会合は、定例の何かがある時間帯に重なるようなので、欠席のお返事をしました。無理しない。

注釈下請法・フリーランス法の確認

前週に原稿をお届けし原稿確認もいただいた、9月1日公開予定のもの(下請法最終回)について、著者確認用ウェブページに仕組んだものをお届けいただいたので、前週の修正内容が反映されているかを確認しました。

某Abstractの執筆

近々書く予定の英語の何かについて、現段階のAbstractを書いて送れというので、書いて送りました。

秋学期の授業のシラバスを書く

10月からの秋学期(勤務先ではAセメスターと呼んでいます)の授業のシラバスを整理しました。

  1. 学部1年(文科一類)の「法2」

  2. 法学部・法科大学院合併の「経済法ライティング」

  3. 法学部の演習

2と3は、春にシラバスを書いていますが、そうしたものは、近くならないと詳細は決められないので、この時期に修正することにしています。まだ内容を確定しておらず、更に修正する可能性があります。

1は、大学内の別組織の授業で、いろいろとやり方が異なります。例えば、シラバスは、秋学期のものはこの時期に更地から書くことになっています。なので、書きました。「法2」は昨年度に引き続いての担当。昨年度、それなりにできたと思うので、今年度はそれに磨きをかける(素材はかなり変わる)つもり。

本当は、ローマ数字を使って「法Ⅱ」なのですが、ローマ数字のⅠやⅡは、フォントによっては残念な見え方をすることも多いし、入力に時間もかかるので、通常は「法2」と書いています。

何かを発注

何かを発注しました。届くのが楽しみ。

「現代と法」

学部1年生・2年生向けで駒場で行っている「現代と法」の定期試験を行いました。今年度は、定期試験を行って成績評価をする、ということにしました。今年度の経験を踏まえて、事務負担少なく適切に成績評価を行うことのできる方法を更に模索したいと考えています。

授業内容は、13名の法学部教員が、1名1コマずつ、自分が関心を持っている内容について講義をする、というものです。

出題は13名が1問ずつ。学生は2問を選択して解答(その他の詳細は略)。採点は私が全てやる。ということで、採点にも取り掛かりました。

この授業の、2021年度分の内容が、出版されています。

2022年度分が、9月刊行予定となっています。『いま、法学を知りたい君へ - 世界をひろげる13講』という書名です。本日現在、「有斐閣 2024年9月の刊行予定(7月18日現在)」のウェブページに掲載されています。

公正取引協会でのセミナー

公正取引協会で毎年度開催している「独禁法事例研究」は、2020年度から、オンライン開催となっています。それまでは、公正取引協会の会議室に入ることのできる30名程度が上限でしたが、オンラインになったので、50名強が参加されています。参加費がそれなりにかかりますが、公益財団法人へのお布施のようなものかと思います。

オンラインになったが、年に2回くらいは物理的にもお会いできるようにしよう、しかし、オンラインということで遠隔地域の皆様も参加できるようになったので、オンラインも、ということで、年に2回、ハイブリッド開催となっています。

この週のハイブリッド会合では、企業結合規制に関するセミナーのあと、物理的会場にお集まりの皆様と懇親会をしました。有り難いことです。

また、それに先立って、この週に準備もしました。もともと知っている内容ではありますが、改めて内容を整理し、また、事例として取り上げた大韓航空/アシアナ航空の事例は、1月に公表されていた概略版を既に読んで授業で題材にしたりしていましたが、この週には、令和5年度企業結合事例集に収録された詳細な審査結果をよく読みました。

概略版の段階で作成し、授業などで活用した動画が、下記です。

「支払期日」は「○月○日まで」ではダメなのか

フリーランス法の(法律的に詳しめの)パンフレットが公開され、その内容をきっかけとして、「支払期日」は「○月○日まで」ではダメなのか、という問題が短文SNSで同時多発的な脚光を浴びていました。私に分かり、簡単に調べられる範囲で、まとめました。

かなり多くの反響をいただき、この記事を紹介した短文SNSポストは、思いがけず各界の重鎮からもRPやいいねなどをいただいておりました。

前週に『99問』を読みましたが、その一つの有り難いご託宣として、時間の制約は正面からその存在を肯定してよいのである、と明示していただきました。そこで、上記の「ダメなのか」記事でも、時間の関係で調べていません、と書いた点がありました。これについて、詳細にお調べくださった短文SNSポストをいただきました。このポストこのポストです。話題となった記述の前提となる規制枠組みは、拙稿に書いたとおり古くからあるが、話題となった記述それ自体は、比較的最近に加わったようであることが分かります。ありがとうございました。

冒頭の写真は、駒場東大前駅の西口でパンを買い、そのまま井の頭線の吉祥寺寄りの車両に乗って渋谷に着き、上に上がる階段を上がったら、比較的簡単に行ける渋谷「はやし」の味玉ラーメンです。「はやし」は、2024年8月は1か月丸ごとお休みのようです。


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