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気になる静電気、どうする?

「バチッ」「ビビッ」静電気ショックは、思わぬときにやってきます。この独特の衝撃は、できれば避けたいもの。
しかも静電気は空気中の花粉、ホコリ、ウィルスなどを引き寄せてしまうとも。
これからの花粉の季節、対策をとり静電気フリーで快適に!

■静電気を起こしやすい人、そうでない人。
人間の肌表面や衣類の表面には+電子と-電子があり、通常はバランスを保っていますが摩擦などでバランスが崩れると静電気が発生します。しかし、空気中の湿度が高ければ、肌や衣類表面の静電気は自然に放電されたまることはありません。空気中の湿度が20%以下になると静電気が発生しやすくなるといわれるのはこのためです。
さらに肌表面の水分量が少ない乾燥肌の人は、静電気が放電されにくく、からだにたまり静電気の衝撃が起きやすくなります。

■静電気対策は、スキンケア、衣服選び、柔軟剤で。
肌が乾燥していると静電気をためやすくなるので、顔だけでなくボディ全体の保湿を心がけ、肌がうるおっている状態を保ちましょう。
衣服は素材により+電子、-電子が帯電しやすいものがあります。ウール、ナイロン、シルクは+電子を帯電しやすく、ポリウレタン、アクリル、ポリエステル、アセテートは-電子を帯電しやすいのです。綿、レーヨン、麻は、電気を帯びにくい素材になります。
静電気が気になるときは、+帯電素材同士、-帯電素材同士を組み合わせる、または電気を帯びにくい綿などの素材を選ぶと静電気が起きにくくなります。
反対にウール素材とアクリル素材のような+と-の組み合わせは静電気が起きやすくなります。
柔軟剤には空気中の水分と結合しやすい成分が入っているので、洗濯で柔軟剤を使うと、衣類が静電気を起こしにくい仕上がりに。

参考:「サワイ健康推進課」WEBサイト、「着ごこち+」グンゼWEBサイト

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