【日記】一人きりの薄暗い部屋にて
人生の半分近くを精神に異常を来した状態で過ごしている。
ただ僕は特異なことに、いかに精神がささくれ立った状態でも眠れなくなることはほとんどないのだ。
およそ人生で最悪と思える夜にさえも、僕はぼろぼろと涙を流しながらぐっすり8時間寝た。
もちろん人並みに夜更かしすることはある。
例えば今日みたいな、自分の情けなさと無力感に苛まれる一人きりの夜。
目を閉じてしまえば5分と待たずに意識を失うだろうが、ここで終わってしまえば今日の僕はいよいよカスのまま死んでいくのだ。
日中を労働に捧げ、わずかな余暇の時間も自堕落にすり減らした僕は12時を過ぎたあたりで焦り始めた。
含蓄のある言葉だ。
それで僕は、今日という一日を満足して終わらせるためにこうして長めの日記を書いている。
そういえば、明日は図書館に本を返しに行かなくては。
3冊しか借りてないのに、一冊も読めなかった。
本を買うだけ買って読まないのを積読と言うが、借りた本でもこうなるとは。
次からは欲張らず一冊ずつ借りれば読む気になるのかな。
それで思い出したが、とある経緯で手に入れた古い本をまだ途中までしか読めていなかった。
実に興味深い内容で、読了した暁にはそのネタで一本noteを書きたいと思っているが、いつになることやら。
noteの記事のネタで言うと、結局動物園の年パスを買って早速もう2回観覧してきた日記も書けていない。
面白い写真がそれなりに撮れたので、いくつかの記事に分けて書くってのもアリだな。
最近の僕の日記を思い返すと、気分が落ち気味だからか過去の片思いだとか兄弟がいなくて淋しいだとか、自分の内面を曝け出すようなものを書きがちな傾向がある。
自己開示は感情の発散には有益かもしれないが、せっかくこういう場で書くからには読んでくれる人の興味を引くようなパブリックな話題が望ましかろう。やっぱり早く動物園の話をするべきだ。
…そろそろ900文字近いな。
ここから締めに向かって続けたら1000文字超えるだろう。キリのいい長さだ。
こうして今日の僕は、
満足して眠りという名の死を受け入れた。
小さい頃、眠るのが怖かった。
意識を失って、次に目覚めた時の自分は今の自分と同一なのだろうか。
そんな疑問を抱え続けて思春期を迎えた頃にこの曲と出会い、
以来この歌詞がお気に入りなのだ。
歩き始めた僕も、明日の午夜には弾丸に貫かれる側に回るのだろう。
その無常さもイケてるよね。
おやすみ。
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