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【日記】ハッチーふたたび【虫注意】
以前、蜂と遭遇してブドウ糖溶液を与えたことがあった。
今日のお昼、同じ場所で黄色いあのシルエットがふと視界に入ってきた。
「ハッチー!!」
同一個体かはわからないが、同じスズメバチに見える。
嬉々としてペットボトルのキャップに前と同じブドウ糖溶液をつくり、ハッチーの前に差し出す。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/138324802/picture_pc_e31bce914192082b480fef91e483ef66.jpg?width=1200)
半屋外みたいなとこなので、小汚いのはご勘弁を。
生物の写真をAIで解析してくれる↓アプリ↓で
ちゃんと種類を確認してみた。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/138325181/picture_pc_2c7caecb1f9eb092c77bf291cc9ad6f8.png?width=1200)
…だそうだ。
全然キイロスズメバチじゃなかった。
このページによると、触角の形状によって雌雄を見分けられるらしい。
掲載されている写真を見るに…
メスのそれに近くないか?
「お…お前、女だったのか!」ってシチュエーション、リアルに遭遇するとは思わなかった。
しかもハチで。
幼虫の頃は肉食。
成虫になると花の蜜や樹液を食べるそうなので、ブドウ糖溶液はぴったりのメニューだったようだ。
ハッチーは満足するまで溶液を啜ったのち、キャップの周りをぐるぐるしたり、その下を覗き込むようなしぐさを見せはじめた。
僕にはその姿が、この奇妙な『花』の正体を分析しているように見えた。
甘い蜜をたたえた赤い物体。
しかし茎もなければ萼もない。
彼女は、『花』という概念を汎化して捉えることができているのではないか。
根拠はないが、そんなふうに思った。
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