2023年、見た映画

カンム Advent Calendar 2023 1日目の記事です。

こんにちは。
カンムという会社でマーケティングを担当しているtadasと申します。

昔から映画が好きです。小・中学生の時は家のVHSを漁ったりレンタルビデオ店にいったり、大学生の時はTSUTAYAで働いていた彼女が借りてきた映画をただただ眺めたり、一人暮らしの友達の家に泊めてもらうついでに映画を毎夜観たりしていました(その人は映画監督になりました)。
退屈な日々を楽しくしてくれるすんばらしい娯楽だなと思います。

私自身、無職の時は年間300本くらい観たりした時期もあったのですが、働いている状況においても週に1〜2本、年間50本〜100本は見たいなと思って生きてます。今年は何本見れたのでしょうか。以下、観た順で並べてみました。

1月
1 . すずめの戸締まり
2 . ケイコ 目を澄ませて
3 . The School of Rock
4 . 三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実
5 . モリコーネ 映画が恋した音楽家
6 . 続 男はつらいよ
7 . 男はつらいよ フーテンの寅
8 . 新 男はつらいよ
9 . 男はつらいよ 望郷篇
10 . 男はつらいよ 純情編
11 . 男はつらいよ 奮闘編
12 . 男はつらいよ 寅次郎恋歌
13 . パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女
14 . そばかす ★★
15 . イニシェリン島の精霊
16 . SHE SAID/シー・セッド その名を暴け
17 . 女と男のいる舗道

1月まで横浜に住んでいたことも有り、移動時間が長かったのでひたすらiPadで映画を見ていました。ドラマ 梨泰院クラスも2週目をした記憶があります。
「そばかす」kino cinéma この映画における前田敦子さんの存在は奇跡的なバランスで成立しているなと思います。

2月
18 . 手紙は憶えている

3月
19 . シン・仮面ライダー
20 . ソウルフル・ワールド
21 . BLUE GIANT
22 . エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
23 . バニシング・ポイント

「バニシング・ポイント」新宿シネマート 映画館で観れるのは一生無いだろうなと思って行きました。絶妙なセンスで展開する「置いていかれろ」系映画です。


4月
24 . フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法

素人みたいな編集かと思いきや、映画史に残るような美しい構図があるヘンテコな映画です。そういうぶきっちょさって良いですよね。映画って完璧じゃないことそれ自体が魅力として機能するのがとっても素敵だなと思います。

5月
25 . ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
26 . ワイルドキャット

6月
27 . エイリアン
28 . Coda ★
29 . エイリアン2 ★
30 . エイリアン3
31 . エイリアン4 完全版
32 . 岳 -ガク- 
33 . 君たちはどう生きるか

Coda 村上春樹が小説論として「笑えるユーモアが適度に散りばめられているほどよい小説だ」みたいなことを言ってた記憶が曖昧にあるんですが、映画も同じだと僕は思っています。Codaはその意味で100点満点の映画です。リヴァー・フェニックス主演の「旅立ちの時(Running On Empty)」と近しい匂いがしました。


7月
34 . リバー、流れないでよ

低予算だからこういう映画を撮ったのだとすると低予算という制約が作品の面白さに繋がるという意味で驚きです。
蛇足ですが、主演の藤谷理子さんが出ていた舞台「わたしが悲しくないのはあなたが遠いから」は、自分の人生で一番好きな舞台です。もしくは「わが星」かもしれません…(どっちも柴幸男作品)

9月
35 . ゲド戦記
36 . 借りぐらしのアリエッティ
37 . コクリコ坂から
38 . 怪物 ★★
39 . クライムズ・オブ・ザ・フューチャー
40 . 思い出のマーニー ★
41 . かぐや姫の物語 ★
42 . 崖の上のポニョ 
43 . バットマン ビギンズ
44 . ダークナイト
45 . パーフェクトブルー

「借りぐらしのアリエッティ」 バイトの女の子がジブリで一番好きな作品をアリエッティって言っていて、宮崎駿ってのは多分めっちゃくちゃにモテる男なんだろうなぁなんてことを思いました(米林宏昌監督作品です)。
「 クライムズ・オブ・ザ・フューチャー」新宿バルト9 クローネンバーグ監督(80歳)の新作がまだ観れるなんて…ちょっと違うのですがフライング・ロータスのKUSOを思い出しました。はっきりいって退屈なんですが、見たこと無い映像体験、物語を見れるだけで満たされたりもします。同監督のTHE FLYは私の映画史オールタイムベストです。

10月
46 . グランツーリスモ
47 . キリエのうた ★
48 . ザ・クリエイター/創造者

11月
49 . ゴジラ-1.0
50 . ヒッチャー(2007)
51 . ザ・キラー
52 . プロジェクトA
53 . さよなら ほやマン
54 . ONCE ダブリンの街角で ★★

「ONCE ダブリンの街角で」音楽の魔法と映画の魔法、大傑作。何回見ても刺さります。毎回、楽器店のシーンでボロボロに泣きます。シング・ストリートも最高なんですが、インディー感というか洗練されていない空気感で進んでいくのがたまらないです。いつか名画座でも観たいなと思っています。


というわけで、12月頭時点で54本。週平均に均すと、週1回程度は観れていました。
今年初めて見た映画で1本オススメをと言われたら、そばかすじゃないでしょうか。
そばかすにも出演している、前田敦子さん主演の「さよなら歌舞伎町
」という映画の影響もあって、自分は新大久保に住んでいるので(つつじ通りが、東京の魅力たちが、映しだされています)、映画が持つ引力っていうのはほんとうにすごいものだとおもいます。

自分は梨泰院クラスを見て無ければ多分飲食店もやっていないでしょうし(そして今年に2週目を見ていなければ美味しい料理を作りたいという気持ちが消失していたかもしれません)。
来年はもっとたくさんの映画を観れたらいいなぁと思います。


カンムで働くことに興味を持った方はこちらまで(カンムでは映画についてやり取りするSlackチャンネルがあったりして、オススメの映画を気楽に投げ合ったり、タダ券配りおじさんが現れることもあります)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?