八方美人
先日自分の誕生日について記事にした時に、西洋占星術における双子座とはどんな特徴があるか確認した。
記事の中で、5月23日は牡牛座になる場合があると書いたが、ネットでいくつかのサイトをざっと調べた限りでは、双子座に当たるのは5月21日から6月21日（6月23日説もあった）の生まれだった。
ならば5月23日生まれは生粋の、純正双子座ということで良いだろう。
パチモン双子座があるのかどうか知らないが。
その双子座の特徴に、双子と名のつく通り、二面性のあることがよく言われる。
二面性とは
「二面性（にめんせい）」の意味は2つの矛盾する要素のある性格です。「二面性がある」「二面性をもつ」などの言い回しで、主に人に対して使います。「裏のある」「別の顔を持つ」「腹黒い」というネガティブな意味合いで使います。
ひどい言われようである。
二面性という言葉を調べる今の今まで、こんなネガティヴな意味合いを持つ言葉とは知らなんだ。
そもそもが、物事には表と裏、光と影、正と負など二つの側面があるのは当たり前のことに思う。
人間だってそうだ。
私はそうではありません！というのならそうなのだろう、あなたの思う限りにおいて。
自分で思い描く自己イメージと人から見たそれとは別物に思う。
無人島に一人でいるなら、他者の目は関係ないが、人の世にいる限り、他者から見た自分こそがその人で、他者の数だけ私がいるのだ。
というようなことを書いた本を二十年くらい前に読んだ。
似たような考え方に分人主義がある。
こういうことは中年期を過ぎて老年に近づくと自然にわかってくるものである。
わかってくると、自分も他人も緩く、やさしい目線で見ることができるようになる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？