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想像力、それは愛だ/ザ・ハイロウズ コインランドリー

洗濯機を購入して設置する際に、古い洗濯機を撤去してもらいました。

ウチにはすでに骨董品と化しているドラム回転式の衣類乾燥機があります。
長男が生まれた時、36年前に関東から妹たちが赤ちゃんに会いにきてくれました。
関東地方は冬の間気温は低いですが晴天が続き乾燥しています。
翻ってこちら山陰地方は、曇天模様が続き降りものが多いのに驚きました。
これではオムツがなかなか乾かない…と、出産祝いに衣類乾燥機をプレゼントしてくれました。
それ以来使い続けています。

間で、ドラムを回転させるベルトが切れるなど二度ほど故障し、夫がメーカーから部品を取り寄せ修理しました。
あの時代のものなのでおそらく燃費が悪く乾燥時間も長くかかっているでしょう。
でも、洗濯物は基本外に干しますし、大物はコインランドリーに持っていくのでそれほど出番はありません。
買い替えるコストの方が上回るかも…
何より、思い出のプレゼントなので壊滅的な故障をしていないのに廃棄する気にはなれません。

それで、当日、業者が古い洗濯機を撤去したタイミングで、夫が洗濯機の後ろに設置してあった乾燥機の台を取り避けました。
新しい洗濯機は少し高さがあり、乾燥機の台が邪魔になり蓋を開けられない可能性がありました。
乾燥機の台やラックを設置する場合は130cm以上にするように取説に書いてあったのです。
とりあえず避けて、以後どうするかはゆっくり考えよう、と言うことになりました。

さて、伽藍堂になった洗面所の床の掃除も済んで、いよいよ新しい洗濯機を設置するその時に、工事責任者の方に尋ねられました。

乾燥機の台はどうしましたか?

あれは高くて置けないので外しました。

大丈夫だと思いますよ…

そう言って、メジャーで廊下に避難してある台の高さを測りました。

取説には少し余裕を持たせて書いてありますが、問題なく使えますよ。

それはありがたい。
台を設置して、それから新しい洗濯機を置いてくださいました。

後で夫と、よく気のつく方だね、と話しました。
錆びついて古びた乾燥機の台、しかも、乾燥機そのものは別の場所に移動していて目には入っていません。
そんなものはやり過ごして、さっさと決められた仕事をして帰ってもなんら支障はないのです。

想像力のある無しなんだろうね〜

想像力、それは愛だ!


※コインランドリーの画像hanachoco さんよりお借りしています。
ありがとうございます♪


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