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何故蒲田?に答える

先週末金曜から日曜までのお出かけ記録です。

金曜日、朝一番の飛行機で羽田に、京急線で蒲田に向かいホテルに荷物を預ける。
千葉の家は売ったので帰る実家はない。

何故蒲田?

と、訊かれたのに答えてみる。

実家は無くなったが父と継母の眠る墓は千葉県の、北総鉄道北総線沿線にある。

北総線は、京成電車、都営地下鉄浅草線、京急線と相互乗り入れをしている。
羽田から、元実家や墓のある聖園の駅まで乗り換えなしで行くことができる。
金曜日当日は墓参りをして、翌土曜日に鎌倉の長男宅を訪れる予定だった。

そこで蒲田である。
京急蒲田駅は、品川経由の都営浅草線泉岳寺駅方面行きと、横浜経由の三崎口駅方面行きと、羽田空港ターミナルと直結した空港線との分岐駅なのだ。
京急蒲田駅で下車し駅近のホテルに荷物を預けてから泉岳寺を経由して成田方面に向かう北総線乗り入れのエアポート急行、もしくは特急に乗り、千葉で墓参りをする。
どのような経路でも構わないが蒲田に戻りホテル泊、翌日は逆の方向、三崎口方面行きに乗り横浜まで行き、JRを使い大船へ、湘南モノレールで鎌倉というコース。

京急蒲田駅を起点にすると無駄がないばかりでない。急行が止まるのに比較的小さな駅なので、駅構内を歩き回らずともよい。
これが横浜駅や品川駅のような大きな駅では、大きな荷物を引き摺り回して混雑した駅構内を歩かなければならない。
ホテルまでも遠い。というか、料金が高ければ駅に近いホテルもあるだろうけれど。

露天風呂のあるホテル

今回宿泊した 京急EXイン 京急蒲田駅前ホテルは、京急蒲田駅から徒歩三分の近さで、JR蒲田駅からも十分あまりである。
予定変更してJR路線を利用して動くことになっても、そう不便でもない。

客室には浴槽がなくシャワーだけであるが、トイレと洗面台とシャワールームが独立しているので、広々して使いやすい。
個人的に、ビジネスホテルにあるようなユニットバスは、底面が滑って落ち着かないのと、あまりに狭くて息苦しいのと、部屋に湿気がくるのとで、あまり好きじゃない。

お風呂に浸かりたければ、三階に男女別の内風呂と露天風呂があり無料で利用できる。
混み具合は、客室のテレビモニターで確認できるので、混雑を避けられる。
京急線の高架付近のホテルなので、露天風呂に浸かっていると電車が通過する音が聞こえてくる。旅情を掻き立てられなかなか風情がある。
私が泊まった部屋はかなり狭かったが、前述の水回りが半透明のガラスの引き戸で仕切られているので、広々して感じる。

今後も、千葉で墓参り→鎌倉訪問を定番に、当ホテルに泊まろうと思う。

何故蒲田?
故に蒲田、なのである。

駅付近の寺。なんのゆかりもないが、立ち寄って写してみた。





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