食器棚に結婚指輪
本棚を公開する方は数かずあれど、食器棚はあまり見かけない。
見せる(魅せる?)ためにディスプレイしたのでなければ、雑多に並んであってもそれなりに様になる本とは違い、生活感が出るからだろう。
このたび年末絶賛大掃除開催のおり、約一年ぶりに食器棚の中身を総ざらえしたので、記念に公開する。
なんの記念なんだか!
結婚した時に買ったカリモク製、楢の風合いが好きだったので家具はほとんどナラ材で統一した。
長年の使用に耐えているが、数年前から扉の開閉の時に少し当たるようになった。
夫曰く
「詰め過ぎ」
以来使わない食器、使う頻度の低いもの順に少しずつ処分している。
ネットで送料負担でどこぞやに寄付するところを見つけて、そこに送ったこともある。
ほんとうに寄付してるんだかどうだか…
形あるものを活かしてもらえれば、というモノへの執着を拗らせた心理につけ込む新手の商売かもしれない。
あまり儲かるとは思えないけど。
古びても欠けていないとゴミには出しにくい。
使いづらくて使わなくても、気に入っていたりするから厄介だ。
考えていると進まないから新聞紙で包んで段ボールにつめこんた。
いつでも埋め立てゴミ回収に出せるように、専用袋を同梱して表にマジックで書いておこう。
「不用食器」と。
それでスッキリした食器棚はこちらです!
全体を撮るとガラス扉に部屋と私が映り込むので部分的に。
食器棚の隙間にチョコチョコものを置くクセがある。
昨年置いて忘れていた結婚指輪。
大小あって大きい方が夫の指に合わせたサイズだったが、今では私にちょうど良い…
クチナシの花 逆バージョンである。
結婚指輪は、結婚式の二日前に二人で出雲市内の宝飾店に駆け込んで買った。
当時国道9号線沿いに、安来市に本店のあるスーパーマーケット「HOK」が出店していた。
食品売り場の他に、ブランドの子供服や鞄を取り扱う店と、じゅわいよ・くちゅーるマキという宝飾店も入っていたのだ。(ジュエリーマキだったかもしれない)
バブリーな時代だった。
バブル崩壊後数年して百円均一ショップに変わり、今はドラッグストアになっている。
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