忘れる自分を自覚する
私はひどく忘れっぽい。
直近では昨日、待ち合わせの時刻を30分繰り下げていた。
前日に対面で「じゃ明日1時に」と確認しているのに、前回の同じ用件が1時半だった記憶が根づいているのか、無意識に1時半の約束にすり替わったらしい。
約束そのものを忘れることもある。
昨年仕事仲間の忘年会の日時が、私の頭から抜け落ちた。
学童の勤務が終わり、惣菜など買って帰宅途中Bluetoothからコールがかかる。
通話に切り替えると、あまり聞き覚えのない声が「今日はどうされましたか?」
と、やや怒り口調で訊いている。
不審電話かと曖昧に
「はあっ?」と返す。
名乗られて相手の素性と電話の用件が、脳裏に押し寄せて襲いかかる。まるで津波だ。
これまで培ったものもの全てが破壊されるかのよう。
あまりにあまりじゃありませんか。
この他、
フラワーアレンジメントの講習会場にバケツとハサミを忘れて帰った。
プリントアウトした書類を排紙トレイに置き去りにした。
カートの下段に置いた買い物を置き忘れて帰った。たまたまオンラインで購入して店舗受け取りにした商品であったため、運良く連絡がつき受け取ることができた。
と、ざっと思い出すだけでも例に困らない。
例に困りたい。
認知症が始まっていてもおかしくない、すでに若年性とは言われない年頃である。
病気にせよ病気ではないにせよ、不自由だし損もするし、人に面倒をかけるので、対策をしなくてはならない。
①まずは記録すること。
スマートフォンより手帳が良い。
②すぐに片付けてしまうこと。
後回しにすれば忘れる率が高い。
③復唱する。
何月何日午後2時に某所に行く、と唱える。
④目につくところに置く。
目に入らないものは無いものなのだ!
⑤忘れるのを自覚し謙虚であろう。
しっかり者を自覚していると、やがて他人を疑うことになる。それは最大の不幸です。
昨日は鏡開きだったので、小豆雑煮を作りました。
こういうことは忘れない(笑)
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