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五月病

五月に入ってからというもの、土日は部屋から一歩も出ず、ほとんどの時間をベッドの上で過ごしていた。五月病だろうか。 わたしは自分の行く末を案じているのだ。心が晴れない原因を考えてみようと思う。 ・結婚と出産、仕事について 別れ際に自然と涙が出るほど好きな人に出会ったと思っていた。わたしは彼が好きだったのか、わたしを幸せにしてくれる彼が好きだったのか? 自分の幸せを相手に委ねることをしてはいけない。わたしが幸せになるための判断を自分で積み重ねていくのだ。 ・わたしにとって

    • 『斜陽』

      酒に溺れる上原の姿を見てかず子が、「人はこの世の中に生れて来た以上は、どうしても生き切らなければいけないものならば、この人たちのこの生き切るための姿も、憎むべきではないかも知れぬ」と思うシーンが印象的。破滅に向かっていく人生の、その過程にある生きづらさがものすごくリアル。底なしに気分が沈んでるときに読んだからこそどのページもよかった。これまでは落ち込んだときに畳み掛けるように太宰?死にたくなるのでは?というイメージがあったけど逆。うまく生きられない人たちに寄り添ってくれる本だ